ナゴヤ子ども応援会議

24日(日)、名古屋市で初めての総合教育会議「ナゴヤ子ども応援会議」の開催があるということで、名古屋市科学館サイエンスホールに行ってきました。この会議は原則公開ということで、教職員の方をはじめたくさんの方が傍聴に来られていました。

議長には河村たかし市長、そして会議の構成メンバーは教育委員という構成のものです。

時折、市長の発言の中でうんうんと思うところもありましたが(「子どもが行う「3分間スピーチ」で、下手にテーマ決めるよりも自由に意見を言わせた方が良いと思う。原発とか集団的自衛権とか、賛成でも反対でも。違う意見の中にはこういうものもあるということのフォローも必要だが、それがなければ自分の意見も持てない」といった中身)、全体的には会議というよりもプレゼンといった感じのものでした。。。

写真に添付した大綱に対しては、教育委員のメンバーから市長に対して異議も出されていましたが(一つ目の「教育」から「Education」へ、というものに対して、「教」の字の由来はムチから来ているわけではないという説もあり、これについては削除してほしい、というもの)、気になるんだったら保留にしてくれればいい、その意見は少数意見だし、わしゃマニフェストでも言ってきたんだから変えるつもりはない、と発言。最終的には教育委員側も子どもたちが自ら学ぶことが大事だという思いは同じとして、この大綱に賛成し、市長が署名をするという感じのものでした。

署名後、参加者からの感想、意見も出されていましたが、名古屋市を含めた愛知県の高校進学率が全国で最低であることなど、市長はじめとして教育委員の方々が知らなかった様で、あわててメモを取ったり、市長からも「そんな状況だったらしっかり変えていかなあかん」という発言もあり、子ども応援と言いながら、実態を見ていてないことも浮き彫りとなるものだったと感じました。

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