6月1日(月)、教育・子ども委員会が行われ、委員会視察として児童福祉センター及び吉根中学校へ行ってきました。
児童福祉センターは「中央児童相談所」「中央療育センター」「発達障害者支援センター」「くすのき学園」で構成されているところで、2010年に今の場所に新築移転されたものです。
地域の方や学校、警察などからの連絡も増えてきていることもあり、相談件数は増えているとのことでした。
また、療育の大切さも広がってきていることや、様々な要因で精神的に不安定気味な子たちが社会に出ていくための支援をしていくための施設が集中していることもあってか、やはり対応件数が増えてきているということでした。
今後、市内にも同様の施設を増設していくことが必要かもと感じています。まだまだお話聞きたいところでしたが、視察の時間の都合もありましたので、そこまで突っ込んでお話は聞ききれなかったのが残念でした。
続けて、守山区の志多見中学校の生徒数増加に伴い、今年4月に新たに開校した吉根中学校へ視察に行きました。
この中学校では、環境に配慮していくということで、様々なところで愛知県産の木材を利用していたり、体育館や武道場の照明がLED照明となっていたり、屋上の緑化や太陽光発電がおこなわれていたりと、少しでも環境にやさしい取り組みを進めていこうということがコンセプトで設計されていました。
また、災害時に避難所として利用できるようにと避難所機能を集約化し、駐車場敷地に5つ、災害時トイレ用のマンホールが設置されるなどの工夫もありました。
新設校ということもあり、まだ図書室の蔵書が少なかったりということもありますが、今後、子どもたちが気軽に立ち寄れる図書室になるといいなと感じる、そして温かみのある図書室でもありました。
今、学校の統廃合が次々と進められていますが、ここはその流れとは逆の方向で作られた学校です。
新しい学校の運営はいろいろと大変なところもありますが、子どもたちが笑って過ごせる場となるように、市議会としても支えていけるようにしていきたいです。