教育委員会関係の決算審査

今日は教育委員会関係の決算審査に臨みました。

私は大きく4点について質問。

まず1つ目は子ども応援委員会・いじめ対策関係。

2015年度は西区の中学生のいじめ自殺事件が発生した年。そうしたこともあり、相談体制はどのようになっていたのか、いじめ対策はどのように進めていたのかなど、確認していく項目がいくつかあるため、まずは今日は、項目別の相談件数、そしていじめの認知件数についての資料を請求、それを基に6日に行われる総括質疑で質問をしようと考えています。

2つ目は教職員の負担問題。

学校の先生の仕事の時間が長時間化していることがマスコミなどでも問題として指摘されています。それと同時に休職している教員も多いと言われています。それらの原因は何か、様々な角度から見ていかなければならないと感じていますが、その1つとしては部活動の問題があると言われています。この事についても質問をしていきましたが、他党の議員が関連質問として、部活動で土日に出てきた教員に対して支払われる手当ては、どれぐらいなのかと聞き、4時間以上で3000円との回答に、多くの委員から「最低賃金以下じゃ…」という声が漏れていました。(実は教員は時間外労働が法律上超勤4項目と言われるもの以外は認められていないため、部活動に対する手当てが出されているのも特例的な扱いです。)

これも資料を請求しているので、それを受けて総括質疑をしていきたいと思っています。

3つ目が特別支援学校の老朽・狭隘化について。支援を要する児童生徒の増加、特に高等部の増加に伴う教室不足などに対する市の検討内容の確認及び、特別支援学校の整備が必要と捉えているのかという点についての確認を行いました。

最後の4つ目が栄にある教育館の移転改築について。東区泉1丁目への移転についての検討が行われているということでしたが、現在地の跡地利用については、住宅都市局及び財務局と話し合って決めていくということでした。

 

明日は、午前中に証拠書類検査、午後から子ども青少年局関係の総括質疑です。

どういった視点で質問をしていくか、しっかりと準備をして臨みたいと思います。