東京都議選

昨日、東京都議会議員選挙が行われました。

愛知・名古屋には関係ないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、東京都で進める施策などが、地方へ波及することも多々あり、意外とかかわりの深いのが東京都政というものです。

そして今回の選挙の結果、日本共産党は、17議席から19議席へと、2議席増となりました。

都民ファーストに注目が集まる中、得票を増やし、議席を増やすことができたのは、日本共産党が果たしてきた行政のチェック機能などが大きく評価されての結果でもあると思います。

 

一方、自民党は議席を57議席から23議席と、大幅に議席を減らしました。

これは、森友・加計学園問題、豊田議員による暴言・暴行疑惑、稲田防衛大臣の失言、下村元文部科学大臣の闇献金疑惑、共謀罪の強行採決、国民から見て不信感を抱くことが連続していることに加え、政権与党であることからの慢心か、改憲をめぐっても独裁的な政治運営が行われていることに対する批判の声が、大きくあがっていたことが大きな要因だと思います。そしてそれは、今の自民党が国民の思いからかけ離れているということの表れでもあったのではないでしょうか。

 

反対するときには、なぜ反対なのか、そのことを明らかにしつつ、賛成するときも、問題点がないか、課題解決の方法はあるのかなど、しっかりと考えたうえで判断をする、それが日本共産党の姿勢です。

都議選で議席を増やしたといっても、そのことは変わりありません。そして、東京都だけでなく、名古屋市でも同じです。

これからも、その原則を大切にして、行政のチェック機能を果たし、市民のみなさんの願いが一つでも多く実現できるよう、頑張っていきたいと思います。