いっせい地方選挙が告示、名古屋市会議員選挙が始まりました。
私は今回で3度目の選挙。1度目は二年前の補欠選挙。
急な選挙で、依頼があってから選挙までの日程もごくわずか。
右も左もわからない中での選挙でドタバタのなか過ぎていきました。
2度目の選挙は昨年末の衆議院選挙。
そして今度の市会議員選挙が3度目の選挙。
安倍政権の暴走政治に追随する、福祉・教育切り捨ての自民党型市政から、福祉優先、子育て応援の名古屋市政に変えていく大きなチャンス。私自身、教員として、母親の介護を経験してきた者として、病院勤務者として、非正規雇用経験者として、命・健康を、子育てを、暮らしを、働くルールを大切にする政治にしていきたい、そのことを強く思い続け、市議選に立候補する決意をしてきました。
「自己責任」という言葉ですべてを片付けることは、考え方としては非常に楽です。病気になったのは体調管理を怠ったやつが悪い、非正規で働いているのは結局そいつが非正規を選んでいるから、親の介護をするのは子どもの義務、お金がなくて手術を受けられないのは仕方がない、、、本当にそうなのでしょうか?
確かに、ある程度、努力をしていく必要はあります。しかし、行政が支えていくことによって、その人が社会に対しても貢献できるようになる、本来行政の仕事はそういう方向へ持っていくことのはずです。医療保険制度にしても、介護保険制度にしても、そういった理由から作られていったもののはずです。
しかし、今では「自己責任」で片付けてしまおうという風潮が大きく広がっています。「自己責任」で片付けて何も住民生活を支えていくことをしなくなれば、それは行政としての役割は何も果たさないということと同じことです。大体にして私たちが支払っている税金は「いかにそれを使って儲けるか」ではなく「いかにそれを使って住民の生活向上に役立てていくか」ということを考えて使われるものなのですから、「自己責任」という考え方は行政上ありえないものです。
私は、本来の行政の在り方、原点に立ち返った市政を作りたい、そのためにも福祉日本一、子育てするなら名古屋、終の棲家とするなら名古屋と言われる名古屋市政にしていきたい、その思いをしっかりと選挙戦の中で訴えていきたいと思います。