高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.60「魅力ある街づくり!?」

第60回「魅力ある街づくり!?」

 

こんにちは、高橋ゆうすけです。先日は台風が来て、各地に被害もありました。子どもの頃は台風が来るとテンションが上がってということもありましたが、やはり被害の実相を知ると、そうも言っていられません。少しでも災害に強いまちづくりを進めていきたい、そのことを感じています。

さて、今日のテーマは「魅力ある街づくり!?」。名古屋市はこのリニア中央新幹線を起爆剤に大型開発を進めようとしています。魅力ある街づくりと言って千メートルタワーの建設やら熱田神宮と伊勢神宮を蒸気機関車で結びたいということまで市長が言い出し始めました。いったいその建設費・維持費は誰が出すのか、ということもありますが、それで名古屋をどのような街にしようとしているのか、というビジョンが見えてきません。観光客が集まれば魅力ある街、と言えば確かにその一面もあるのでしょうが、それは一時的なもの、観光に来た人にとってのものであって、そこに暮らす人にとってのものではありません。名古屋に暮らしたい、暮らしていてよかった、そう思えることを進める、それが名古屋市民の代表である市長や議員の仕事のはずなのですが、大型開発かつ大企業への減税を進めるなど、企業誘致的なことを行政の中心としていて、名古屋に暮らしている市民の姿、声というものが見えてこないのが今の市政が進めている街づくりビジョンです。

もっと市民が大事にされる行政にしていきたい、そんな思いを胸に、これからもがんばっていきます。