戦争責任そして核不使用

ここ数日、平和に関わるような内容のニュースがたくさん流れています。

ひとつは核不使用の声明に日本政府が署名をしなかったということ。

核兵器をすべての場合で使用しない、ということに同意できない、という理由らしいですが、戦争被爆国日本は、核兵器は非人道的兵器であり、核兵器廃絶を世界に訴えてきたのに、なぜ署名できないのかがわかりません。

国連軍縮会議でも政府は「核兵器の全面的廃絶への道程」を提案し、賛成多数で採択されています。

その日本が、なぜ、すべての場合で核兵器の使用の禁止を拒絶するのか…。

そして、戦争責任に対しての首相の言動。

日本がアジア諸国を中心に加害を加えたこと、それについては認めるにも関わらず、侵略ではなかったと。国際社会の定義に基づいて言えば侵略であることが明らかなのに、学会で決まった定義がないというような話をする始末。

学会とはどのような学会のことなのか、そして、国によってとらえ方が違う、というのであれば、国際社会というものをどのようにとらえているのか、正直疑問しかわかないのですが…。

そして、歴史認識は歴史家・専門家に任せるべき、との回答。であれば、個人的な認識に基づいた行動をするべきではないはずなのに、靖国神社への参拝。言動と行動があっていない気がしてなりません。。。

最近、いじめ問題、体罰問題がよく教育現場でも叫ばれていますが、国家においても、安直な暴力(軍事力)に頼るのではなく、もっと話し合いを重視していく必要があるのではないでしょうか。

と、思ったことをつらつらと書き綴っただけですので、駄文になっていますが、気にしないでください。

名古屋市長選挙・市会議員補欠選挙

4月21日(日)に行われた、名古屋市長選挙および名古屋市会議員補欠選挙(南区・守山区)は、低投票率での選挙になりました。

今回、私自身は、5,682票の得票となりましたが、その1票1票は、切実な要求を持っている方たちが私に願いを託してくださったものです。その願いをしっかりと受け止め、これからも一歩一歩、前に進んでいきます。

今回の選挙においては議員としてその願いを市政に届け、実現することはかないませんでしたが、2年後の選挙では、必ず議席を取り、市政で皆さんの願いを届けられるようにします。

私が今回街頭で訴えた公約は

1・介護を含めた福祉の充実

2・雇用の拡大と中小企業を活かした街づくり

3・災害対策

4・憲法を守り暮らしに生かす

という4つでした。

1番目の福祉の充実、これは、高齢者の問題ではなく、若者の問題でもあることを、自分自身が実感しています。

私の母は数年前に人工股関節置換手術を受け、その手術で麻痺が残り(手術の失敗というわけではなく、母の体型的な問題)、かつ、手の親指も動かないため、現在、デイケアで週3回のリハビリ・介護、そして電動車いすを利用しています。

この介護を受けるための保険料・利用料を見たときに、母の年金だけでは絶対に介護は受けられないことに驚きを感じました。

まだ、母の場合、要介護2ということもあるからか、そこまで大きな出費にはなりませんが、介護の度合いが大きくなればなるほど、家族にかかる負担も大きなものになることは容易に想像がつきます。

しかし、現在の制度では介護を必要とする人が、介護を受けるための経済的余裕がないために介護を受けられない、ということが起こりえます。これで本当に福祉国家といえるのでしょうか?

誰もが必要な時に安心して介護を受けられるように、そのための介護保険であるのに、それが本人だけではなく家族の生活の負担になる、そんなことがあってよいのか、そんな思いがとても強くありました。

そうしたことから、この介護の問題、どうにかして改善をしていきたい、そう考えていました。

もちろん、介護の問題だけではなく、保育所の廃止・民営化や保育料の値上げも、名古屋の経済を停滞させることにつながる問題ですので、廃止・民営化をやめさせるよう、取り組みを進めていきます。(南区においては「南保育園」と「氷室保育園」がその対象)

敬老パスは、公約に掲げていたら、他の陣営も同じことを主張しはじめましたので、しっかりとやってもらうこととしますが。

と、とりあえず、初めてのブログの記事ではありましたが、(選挙前には時間がなさ過ぎてブログの開設ができませんでした。)これからに向けての思いや活動などをできるだけたくさん報告していきます。

活動報告を中心に情報発信