今、私が勤務している病院の地域の方たちが中心に取り組んでいる「保健学校」に、私もスタッフとして関わっています。
私の担当している地域では大雪の関係などもあり、今日が最初の保健学校となってしまいましたが、最初のテーマは「救急蘇生」。
病院の看護師の方に講師をしてもらって、実際に救急蘇生が必要になった場合、どうしたらよいか、ということについて学びました。
大体の人が気になることは「人工呼吸」「心臓マッサージ」「AED」といったところではないでしょうか。
今回、BSL(Basic Life Support・一次救命措置)用の練習キットを使っての実演を行いました。
心臓マッサージでは多くの方が「なかなか音が出ない」(しっかり心臓マッサージができていればカチッカチッと、音が鳴る)と、その力の入れ方などの大変さを実体験した感想も話されていました。
私も、一緒に心臓マッサージを、と思ってやっていたのですが、普通に音、出てるなぁ…と思ったらいきなり「ボンッ」と、キットが破裂^^;
どうにも結構使っていたようで、劣化によって小さな穴が空いていて、そこから破裂したようでした^^;;;
その後、人工呼吸についての説明。
正確には、今は人工呼吸は行わない、ということの説明でした。
息してなかったら人工呼吸必要では?と思われるかもしれませんが、人工呼吸をすることで感染症のリスクがあること、
そして心臓マッサージをすることで、必要な酸素は自然に肺に取り込まれるということから、今は行わないということに、参加者一同驚きの顔に。
今回、実際に話してくれた看護師の方は、実体験を交えて話してくださったので、参加者からも身内の方の時の話が出されるなど、率直な話が出され、とてもいい学習交流ができた企画となりました。