「健康」カテゴリーアーカイブ

保健学校

今、私が勤務している病院の地域の方たちが中心に取り組んでいる「保健学校」に、私もスタッフとして関わっています。

私の担当している地域では大雪の関係などもあり、今日が最初の保健学校となってしまいましたが、最初のテーマは「救急蘇生」。

病院の看護師の方に講師をしてもらって、実際に救急蘇生が必要になった場合、どうしたらよいか、ということについて学びました。

 

大体の人が気になることは「人工呼吸」「心臓マッサージ」「AED」といったところではないでしょうか。

今回、BSL(Basic Life Support・一次救命措置)用の練習キットを使っての実演を行いました。
心臓マッサージでは多くの方が「なかなか音が出ない」(しっかり心臓マッサージができていればカチッカチッと、音が鳴る)と、その力の入れ方などの大変さを実体験した感想も話されていました。

私も、一緒に心臓マッサージを、と思ってやっていたのですが、普通に音、出てるなぁ…と思ったらいきなり「ボンッ」と、キットが破裂^^;
どうにも結構使っていたようで、劣化によって小さな穴が空いていて、そこから破裂したようでした^^;;;

その後、人工呼吸についての説明。
正確には、今は人工呼吸は行わない、ということの説明でした。
息してなかったら人工呼吸必要では?と思われるかもしれませんが、人工呼吸をすることで感染症のリスクがあること、
そして心臓マッサージをすることで、必要な酸素は自然に肺に取り込まれるということから、今は行わないということに、参加者一同驚きの顔に。

今回、実際に話してくれた看護師の方は、実体験を交えて話してくださったので、参加者からも身内の方の時の話が出されるなど、率直な話が出され、とてもいい学習交流ができた企画となりました。

まちかど健康チェック

今、私が働いている病院のボランティアグループが毎月1回、町内のスーパーで、まちかど健康チェックを行っています。

内容は、血圧測定と体脂肪測定、そして骨密度測定なのですが、本当にたくさんの方が寄っていらっしゃいます。

私も骨密度測定の結果を簡単に説明しているのですが、1時間の間に50名近くの方が骨密度測定を行うので、説明も大変です。

当たり前ですが、専門家ではありませんので、骨密度測定器から出てきた値と、骨年齢の対照表を見比べながら、結果についてお話をし、特に悪い値が出たときには、どこの病院でもかまわないので、骨密度の精密検査を受けることを勧めています。

このまちかど健康チェックは、無料で行っているということもあり、多くの方が受けられるのですが、やはり誰もが病気じゃないか、健康な体かどうか、そういったことに不安を抱えています。無料でやっているなら少し受けてみようかな?という気持ちが働くのだと思い、多くの方が並んででも受けようと思うのだと思います。

そうやって、早期発見できれば、医療費などの負担も少なく治療ができるのでいいことだと思っています。

しかし、今、医療や介護がどんどん壊されていく、そうした政治が自民党の元で進められようとしています。

70歳~74歳の医療費窓口負担が現行の1割から2割へ倍加し、介護保険でも適用の幅を狭め、要支援者に対する訪問介護や通所介護を止めさせるような法律が昨年の臨時国会で強行採決されました。

こんなことで、どうして健康に暮らしていくことができるのでしょうか?

誰もが病気にかかる可能性がある、そうした中で国や行政の役割は、お金の心配なく医療が受けられるようにする、それが命に対する平等権を守ることでもあるのではないか、私はそう思ってきました。

 

まちかど健康チェックをしていると、喜ぶ人、ショックを受ける人、さまざまな方がいます。でもそうやって健康づくりに関心を持つことはとても大切なことだと思います。皆さんの健康づくりに少しでも役に立てるのなら、こうした取り組み、しっかりとすすめていきたいと思った、今日この頃でした。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.33「声出すことは健康にいい?」

第33回「声出すことは健康にいい?」

 

こんにちは、高橋ゆうすけです。

ここしばらく暖かくなったり急に寒くなったりと、寒暖の差が激しい日が続きます。そのせいか私のまわりで体調を崩す方もいます。インフルエンザもはやっていますので、体調にはくれぐれも気をつけてください。

さて、今日のテーマは「声」です。今回「声」をテーマにしようと思ったのは、最近よくマイクを通して話す声を聞かれた型から女性と勘違いされることが多いため(自分でも声が高いということは自覚しています)、ということから思いついたのですが、ふと考えると声をだすということは健康にいい、とよく言われるので、そのままテーマにしてしまいました。

私はよく大きな声を出して笑ったりするのですが(時折うるさいと怒られます…)、そうやって大きな声で笑うとなんとなく気持ちがいいんですよね。で、なんでかなぁ?と考えると身体全体の力がいい具合に抜ける、そのことが身体をリラックスさせているんだと、それが気持ちいいと感じる一番の要因だと感じています。

あとは、酸素もたくさん使っている、そのことで身体の代謝も上がる、大きい声を出すため自然と背筋も伸びるということが調べてみたらわかりました(そんなこと当たり前、と言われそうですが)。

いつでも大声で、というわけにはいかないですが(周りの雰囲気にもよりますし)、皆さんも時々は恥じらいも捨てて(?)大きな声で叫んでみたりというのは、心身のリフレッシュにもなるのでいいかもしれませんね。

健康に過ごすことの大切さ

今日のブログタイトル、当たり前のようなタイトルになっていますが、本当に当たり前のことを書きます^^;

私が今勤務している医療法人の系列病院で3週連続でのお祭りがありました。

その中で、私自身も職員有志ということで三線演奏を行いましたが、その際に一曲、来てくださった地域の方たちにも楽しく参加してもらいたいという思いでカチャーシー(手遊び程度のもの)を一緒にやりましょう!と呼びかけました。

そうしたところ、とても楽しかったようでアンコールの嵐に^^;

じゃぁもう一回、一番だけやりまーす、と言ったら、みなさん立って踊るという状態に。

楽しさというものが、疲れなどを通り超えて元気に踊る、ということにつながったんだなぁ、と感じる瞬間でした。

でもこういった踊ることができるのは、健康でいるからこそです。

一人で暮らしている方の中には、自宅で倒れて発見が遅れて半身不随になってしまった、というケースもあります。

一人で暮らしているのでどうしても四六時中見ているわけではないのでどうしようもない部分もあるのですが、それでも少しでも早く発見できるような見守り運動ができないか、ということを感じています。

まだ、計画にもなっていないのですが、今後、見守り運動をすすめていこうと思っています。見守られる人、見守る人、どのような形ですすめていくのか、色々と考えていかなければいけませんが、運動が広げられるよう、頑張っていきます。