4月21日(日)に行われた、名古屋市長選挙および名古屋市会議員補欠選挙(南区・守山区)は、低投票率での選挙になりました。
今回、私自身は、5,682票の得票となりましたが、その1票1票は、切実な要求を持っている方たちが私に願いを託してくださったものです。その願いをしっかりと受け止め、これからも一歩一歩、前に進んでいきます。
今回の選挙においては議員としてその願いを市政に届け、実現することはかないませんでしたが、2年後の選挙では、必ず議席を取り、市政で皆さんの願いを届けられるようにします。
私が今回街頭で訴えた公約は
1・介護を含めた福祉の充実
2・雇用の拡大と中小企業を活かした街づくり
3・災害対策
4・憲法を守り暮らしに生かす
という4つでした。
1番目の福祉の充実、これは、高齢者の問題ではなく、若者の問題でもあることを、自分自身が実感しています。
私の母は数年前に人工股関節置換手術を受け、その手術で麻痺が残り(手術の失敗というわけではなく、母の体型的な問題)、かつ、手の親指も動かないため、現在、デイケアで週3回のリハビリ・介護、そして電動車いすを利用しています。
この介護を受けるための保険料・利用料を見たときに、母の年金だけでは絶対に介護は受けられないことに驚きを感じました。
まだ、母の場合、要介護2ということもあるからか、そこまで大きな出費にはなりませんが、介護の度合いが大きくなればなるほど、家族にかかる負担も大きなものになることは容易に想像がつきます。
しかし、現在の制度では介護を必要とする人が、介護を受けるための経済的余裕がないために介護を受けられない、ということが起こりえます。これで本当に福祉国家といえるのでしょうか?
誰もが必要な時に安心して介護を受けられるように、そのための介護保険であるのに、それが本人だけではなく家族の生活の負担になる、そんなことがあってよいのか、そんな思いがとても強くありました。
そうしたことから、この介護の問題、どうにかして改善をしていきたい、そう考えていました。
もちろん、介護の問題だけではなく、保育所の廃止・民営化や保育料の値上げも、名古屋の経済を停滞させることにつながる問題ですので、廃止・民営化をやめさせるよう、取り組みを進めていきます。(南区においては「南保育園」と「氷室保育園」がその対象)
敬老パスは、公約に掲げていたら、他の陣営も同じことを主張しはじめましたので、しっかりとやってもらうこととしますが。
と、とりあえず、初めてのブログの記事ではありましたが、(選挙前には時間がなさ過ぎてブログの開設ができませんでした。)これからに向けての思いや活動などをできるだけたくさん報告していきます。