高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.16 「東京オリンピック開催に思う」

こんにちは、高橋ゆうすけです。先週の大雨で浸水被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。私自身も水の搔き出し作業をしましたが、連続した大雨被害に一刻も早く災害に強い街づくりを進めていく必要性を感じています。

さて、今回のテーマは「東京オリンピック開催」についてです。ニュースなどで話題として取り上げられていますが、少し異なる観点から話をしたいと思います。

スポーツは元々、武力による紛争を否定したが故にできたものです。そのスポーツの祭典であるオリンピックが日本で開催されるということは、日本が平和の発信をするにふさわしい国である、とIOC(国際オリンピック委員会)が捉えたということです。そのことには誇りを持つべきと思っています。

しかし、今の日本の政治は、オリンピックを平和の祭典と捉えず、期待的な経済効果にばかり目を向け、そして平和への願いを踏みにじるような集団的自衛権を行使できるように憲法改悪を進めようとし、アメリカのシリア攻撃を肯定するような状況であり、そうした動きは許すことができません。

平和の祭典であるオリンピックが日本で開催されるということの意味を、私たち一人ひとりが考え、開催にふさわしい政治を作っていくこと、それが今、国際的にも求められていることだということをしっかりと受け止め、みなさんと一緒に平和への取り組みを広げていきたいと思います。