第十九回「消費税増税は許されない!」
こんにちは、高橋ゆうすけです。先日、消費税増税を安倍首相が決断したと発表がありました。増税に反対している国民が多いのに、その声に耳を貸さない、という姿勢は、宮藤官九郎さんが河村名古屋市長に対して言った「人の話を聞いた方がいい」という言葉をやはり伝えたいです。
そんなことから今回のテーマは「税の考え方」についてお話します。書きたいことは山ほどありますが、限られたスペースですので少しだけ。資本主義社会において税金というものは、「所得の再分配」という考え方に基づいています。個人の努力では埋められない所得の格差を、政治の力で、社会保障などの形で埋めるというためのものです。
昔は特権階級の人たちによる税という名の搾取が行われていましたが、今は、国政は国民の代表者が行うものですから、税は国民のために使われなければなりません。しかし現在の国政は、その「所得の再分配」という責任を放棄して、企業努力に任せている、しかもその企業は、規制がないからと法令スレスレ(違反しているところもあります)の儲け至上主義のところも多数…。消費税の増税は、そうしたサイクルに拍車をかけるものになります。
資本主義の立場に立っても今回の増税は道理がないものです。みなさんと一緒に、消費税増税中止を実現するために頑張っていきます!