第20回「メディアリテラシー」
こんにちは、高橋ゆうすけです。「消費税増税は決まったことでは?」という質問がよく届きますが、確かにマスコミの報道は決まったかのような報道ばかり、実際には決定していないことにもかかわらず、そのように誘導されることに恐ろしさを感じています。
そこで今回のテーマは「メディアリテラシー(情報を読み解く能力)」について。最近はインターネットなどの情報媒体も簡単に利用できるようになった半面、様々な情報があふれていて、どれが本当の情報なのかわかりにくい状況が生まれています。そうした中でテレビなどのマスコミの情報への絶対的な信頼というものが、日本ではとても大きいと感じています。
確かに一面においては正しいことであっても、表現者(マスコミ)の主観というものが入り込むことは当たり前のことです。そのこと自体は悪いことではないと思います。ただ、一面的な情報であるという認識を持って、様々な側面から情報を得ること、そこから自分自身が結論を導き出すことという過程が、多くの方たちの中から抜け落ちてしまっていることに危機感を感じています。
何事に対しても疑うべし!とまでは思いませんが、様々な事に疑問を持ち、調べたり話し合っていくこと、それが私たちの暮らしをより豊かなものにすることだと思います。マスコミの報道する内容に対しても、鵜呑みにするのではなく、情報を読み解く力を大事にして、これからも前に進んでいきたいと思います。