第34回「物事を見る目」
こんにちは、高橋ゆうすけです。
先日の大雪などで、各地で事故も多く発生するなど、混乱もありましたが、みなさんは大丈夫だったでしょうか?けがなどしないように、気をつけて過ごしたいものです。
さて、今日のテーマは「物事を見る目」についてです。
二月十一日に民青同盟南部地区委員会が、地震直後から今の福島についての話を聞きたいという要求から、福島の青年を呼んで語ってもらう集会を開催し、私も報告者(愛知での原発ゼロへの取り組みと今の情勢についての報告)として参加してきました。
福島では、今でも放射線を意識している県民が半数を超えており、毎日不安を抱えながら生活しているという実態、そんな中、安倍首相が原発をベース電源として再稼働させるという方針に対する怒りの声も大きく広がっているということが報告されました。
報告の中で印象に残ったことは、「被害などについて過大に評価して原発反対と訴えるのではなく、福島で起きている現実をしっかりと見つめ、分析していくこと、そのことを基に、対話を進め、原発をなくす取り組みをすすめていく必要がある」と力強く語っていたことでした。
原発再稼働に限らず、現実をしっかりと見つめ分析すること、このことはとても大切なことです。それは一人で行うのではなく、多くの人との話の中で行うものです。私はこれからも、事実に即して、そして、どんなことが起きる可能性があるのか、ということを、多くの方たちと意見を交わしていくこと、それが私たちの力となっていくことだと信じてこれからも日々の出会いを大切にしていきたいと思います。