第35回「災害にそなえる」
こんにちは、高橋ゆうすけです。
二週連続の大雪で、山梨を含めて広い地域で大変な状況になっています。農作物への被害も甚大ということ、一刻も早い復旧を願うばかりです。
さて、今回のテーマは「災害にそなえる」。
名古屋市は先日、地震・津波による被害想定を発表しました。南区でも、地域によっては震度7の地震が起こる事、道徳や星崎地域を中心に津波の被害も広がる事が明らかに(再確認)されました。特に名古屋の津波は東日本と異なり津波が来てから水が引かないという特徴があるということです。ただ、津波が来るまでの間に2時間ぐらいかかるということですので、大きな地震が起きたらとにかくすぐに高いところへ避難することが大事なことになります。
こうした被害想定が明らかになっているにもかかわらず、河村市長は名古屋城木造建築やSL構想、名古屋駅周辺の都市開発に予算をかけようとしているというのですから驚きです。まずは家屋等の耐震補強、そして津波避難ビルや命山(津波避難用の小高い丘)などの建設が急がれているはずなのにと憤りを感じざるを得ません。まずは逃げる、ということが大事なのは当たり前ですが、逃げる場所がなかったり逃げる途中に障害が生じたりするようではいけないわけですから。
一人でも多くの人の命が救われる、そのためのまちづくりを最優先に、ソフト面でもハード面でも、そのことが大切にされる市政を目指してこれからも頑張ってまいります。