高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.40「社会的マイノリティ」

こんにちは、桜の花も咲き、いよいよ春らしい雰囲気となってきました。カメラを持って写真を撮りに行きたいなぁ、と思う今日この頃です。

さて、今回のテーマは「社会的マイノリティ」、社会の制度によって、もしくは認識不足によって作られた少数派についてです。

病気や心の分野など、周りの認識不足によって差別されることは往々にしてあります。エイズやハンセン病、水俣病のような公害病など、これらの病気は原因がわからなかったがために、迫害を受けるといった時代もありました。今でも、聞いたこともないような病名を聞くと、それだけで拒絶反応を起こすという人や、疑いを持つ人もいます。

知らないから聞くというのは、その人のこと、病気のことを知ってどんなことに気を付けたらいいのか、という事にもつながっていくことですから、本人が嫌がらない程度であればかまわないと思うのですが、知らないから疑うというのは、本人にとっても苦痛となります。何度も同じことをされてきたわけですから。そういった経験からもがき苦しむ、けれどどうしても抜け出すことができない、そして社会的な少数派であるが故に差別されたり、気味悪がられたり。そんな苦しい思いを繰り返してきた、そういう話をたくさん聞いてきました。

差別のない社会、それは私たちの知らない現実もあるということをしっとかりと受け止めることだと思います。社会的マイノリティと呼ばれる人が、嫌な思いをせず、一緒に笑って過ごせるように。その思いを忘れずに持ち続けていきたいと思います。