第59回「ゾーン30」
こんにちは、高橋ゆうすけです。朝晩と昼間の気温の差が大きくなってきましたが、みなさん体調にはくれぐれもご注意くださいね。と言っている自分も気を付けたいと思います。
さて、今日のテーマは「ゾーン30」について。先日、地域の方から「この地域の道路は通学路になっているのに車が結構なスピードで走っていて危ない」というお話を伺いました。そこで実際に見てみると、歩道がなく、速度規制の道路標識もない(ということは法定速度60キロ)、本当に危ないと感じるところでした。
南区全体でみても、そういった道路が多くあります。一部の道路では通学時間帯は歩行者専用となっており、車の通行が規制されますが、どうしても歩行者専用には出来ない道路もあります。そうしたところで行われているのが「ゾーン30」という規制です。これは一定の地域内の道路は全て時速30キロ以内とするというものです。生活道において実施されることがあるのですが、交通事故の危険を少しでも少なくするための方策の一つです。これを行ったからと言って事故が無くなるというものではありませんが、歩行者や自転車にとってスピードのある車が横を通り過ぎるというのはとても怖いことです。また目や耳に障害を持っている人にとっては更に死活問題となってしまいます。そうした恐怖を抑えるためにも、この「ゾーン30」を含めた安全対策は地域全体で考えていかなければならない問題だということを改めて感じました。