今日の委員会で、2015年度の決算の審査が終了しました。
明日も決算関係の委員会がありますが、明日は意思決定のみ。(認定を認めるかどうかの意向表明と採決)
今回の審査でも、公立保育所の廃止・民営化を進めていく一方、エリア支援保育所という位置づけで公立保育所の機能を強化していく方向性について確認、民間保育所や小規模保育事業などが増え、地域でも子育てサロンが広がっている中、エリア支援保育所の役割はますます重要になってくる、そのような中で公立保育所を減らす方向性というのに疑問を感じました。
また、志段味図書館指定管理者制度の試行については、あまりにも業者任せ、民間であればいいものができると言いながら、実際には公立でも行うことができるようなサービスの提供のみ。人件費は赤字で3年間の累積赤字は1,100万円を超える状況。このような中で安定的な運営を任せることができるのかという疑問も感じるものでした。
その他、教職員の長時間勤務や健康問題、子ども応援委員会やいじめ対策などについても質問を行いました。
この記事を書いている現在、経済水道委員会では、名古屋城天守閣木造復元問題についても審議が行われている状況。河村市長が2020年までにと言っていたものを2022年までに延長して竹中工務店案をと言い出したことで色々な意見が噴出しています。
何故竹中工務店案に固執するのか。混乱する木造復元をごり押しするのではなく、まずは安全を確保する、そのための施策を進めていくことこそが求められていることではないでしょうか。