今日は名古屋港管理組合議会の11月定例会に向けた議員総会、その後ガーデンふ頭にぎわい創出特別委員会が開かれました。
私は、特別委員会で大きく2点質問しました。
まず1点目は、冬の閑散期、南極観測船ふじが休館してリニューアルを行うことになっているのですが、その間のにぎわいをどのように作っていくつもりなのか、その方針を訊ねました。
この事については、水族館でのイベントの開催が回答でありましたが、水族館以外のイベントが少ないことを指摘、有料施設でのイベントだけでなく、無料施設で季節の展示を開いて、見た目から楽しそうな雰囲気を作ること(例えば2月には鬼をテーマにした展示やお話し会、3月にはこの地方のひな人形を集めた展示会といったこと)を検討してはどうかと提案しました。
そのて2点目は、ガーデンふ頭入口にあるジェティについて。
ジェティは当初、ウエスト・イースト・ノースとそれぞれの建物にテナントが入って営業をしていました。しかし現在、イーストについては閉鎖されています。
水族館に向かおうというときにいきなりこんな風景を見ると、どう思われるのでしょうか?
ちなみに閉鎖したのは昨年3月ということです。
閉鎖したのになぜ建物がそのままなのか、その理由を訊ねたところ、防潮ラインの役割を担っているとのことでした。
確かに、防潮扉という文字がありますので、防潮壁としての役割についてはそうなのだろうと思います。
では、耐震基準満たしているのか?もし満たしていなければ高潮には対応できても、地震・津波への対応にはならないのではないか、と思いこの部分も聞きました。
当局からの回答はIs値0.217。
Is値は0.6あれば耐震性があると評価される数値ですが、それを大きく下回る数値。このような状況では、ガーデンふ頭に遊びに来られた方々の命を守ることができません。
ということで、ガーデンふ頭の再開発計画をこれから作るということでしたが、これは命にかかわる問題、計画は計画で慎重に作るべきだが、この問題は早急に対応を検討するべきだと強く要望をしました。
なお、現在は使われていないため、電気も通っていないとのことでしたが、管理組合の職員が定期的に検査を行うのみで、それ以外の維持管理はしていないとのことでした。だからこそ余計に危ないと感じ、その旨も発言しました。
ちなみに下の写真は、現在閉鎖されているジェティ・イーストの内部(許可をもらって入り口部分から撮らせてもらいました)です。
ジェティ・ウエストは、多少の色あせた部分はありますが、全体としてはきれいな感じ。(下の写真)