高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.21 「知らされない怖さ」

第21回「知らされない怖さ」

 

こんにちは、高橋ゆうすけです。先日名古屋市役所内で、二〇一五年春の市会議員選挙の予定候補者として正式に発表されました。区民のみなさんの声を市政に届けるために、一層頑張ります。

さて、今回のテーマは「特定秘密保護法案」についてです。政府は「今の法律では、国の安全にかかわる秘密の漏えいを防ぐ管理体制が不十分」などと言っているようですが、これは軍隊を創設し、軍隊の行動の自由を守るためだけに必要な管理体制です。そして国民には、国が言った事だけ信じればよい、それ以外に疑問を持つな!とある種の思想を押し付けるというものです。これでは、国民には安全上必要だから情報は秘密にします、と言ってどんな軍事行動も出来てしまう、ということにつながりかねません。

加えて、情報を知らされないということは、何を知らないのかもわからないため、国民にとってどんな不利益な事であっても、おかしい!と声を上げることすらできません。すべてが終わってから国民に知らされたのでは、時すでに遅し、ということにもなっていきます。

偏った情報を鵜呑みにすることも怖いことですが、情報が知らされないということは、政治に対する意見、暮らしの願いを述べることすら許されないということと同じ意味だと私は思っています。これからも政治への意見、暮らしの願いを自由に発信できるような社会の継続のために頑張っていきます。