高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.57「戦争と災害」

第57回「戦争と災害」

 

こんにちは、高橋ゆうすけです。9月6日で36歳になり、多くの皆さんからお祝いメッセージやプレゼントをいただきとてもうれしい誕生日を迎えることができました。ありがとうございます。

さて、今日のテーマは「戦争と災害」。1944年、東南海地震が起きた際、治安維持法の下、地震・津波の調査を行うことがスパイ行為とされていたということがあり、戦時下においては災害よりも戦争が優先されることの怖さというものがありました。そして最近、南区の防災の事で改めて知ったことがありましたのでそのことで書きたいと思います。

太平洋戦争中、この南区にも軍需工場があったこともあり空爆をされました。空爆の際、一定数の不発弾が出ることが言われていますが、この南区でも不発弾が出る可能性はゼロではないという話です。

そして今、南区では液状化現象を含めた災害対策が急務となっています。今年から山崎川堤防の補強工事(液状化対策及び津波対策)も始められることになりましたが、この不発弾がある可能性がゼロでないということで工事は不発弾探索をしながら進めることに。戦争から70年近く経った今でも戦争の影が残っていて防災の妨げになってしまうということに衝撃を受けました。

人の手によって自分たちの、そして将来の世代の住む場所の安全をも奪ってしまう戦争は絶対にしてはならないしさせてはならない、そのことを強く感じています。