名港議会港湾調査

昨日は、名港議会の各常任委員会が行われ、それぞれの委員会で、名古屋港の概要の説明などがされました。

その際、この間問題となっているヒアリの実態について、管理組合から説明があり、質問等を行いました。

 

私からは、ヒアリ対策に関わる、様々な物品の入手方法や防除・駆除のためには、国によるイニシアチブが必要。そのことを国に求めるとともに、管理組合がこの間実施してきた調査などでわかったことも含めて、情報を共有し、適切な対策を取るよう求めました。

 

その後、港湾視察。

最初に名古屋港管理組合の所有する視察船「ぽーと・おぶ・なごや2」に乗船し、海上から港湾についての説明を受けました。

その際には、陸地側からはソーラス条約の関係で見ることができない、第二次世界大戦時に爆撃にあった灯台についても、簡単な説明を受けました。

戦争遺跡の灯台。海上からしか見られません。

一通り説明を受けた後、コンテナヤードなどを視察。

ヒアリ対策のためにベイト剤(毒エサ)・トラップを設置しているコンテナヤードも視察を行いました。

左側の緑色の容器の中にベイト剤(毒エサ)が入っています。右側の黄色い容器は捕獲用のトラップ

ヒアリについては、正しく怖がることが必要です。

むやみに怖いからと言ってベイト剤を使用すると、在来種のアリなどを駆除してしまうことにもつながりかねません。

現地視察を通して、ベイト剤をむやみに使うのではなく、トラップを活用して調査を継続しつつ、ヒアリが侵入しないようにしていくことが必要と管理組合へ伝えました。