冤罪事件で無罪判決!

瑞穂区白龍町に建設されている高さ45メートル(15階建て)のマンション建設に反対する住民に対して、不当な逮捕・裁判が行われていました。

中身は、住民の一人が、建設作業場の作業員を両手で突き飛ばす暴行をはたらいたというもの。

 

しかし、監視カメラの映像を解析しても、その住民の方は腕を組んだままで、突き飛ばす行為は行っていないことが証明され、突き飛ばされたとする作業員の証言も、証拠書類として提出はされませんでしたが、医師の診断書は左肩の打撲とされていましたが、本人は右肩を痛めたと主張するなど、一貫性のないものでした。

 

その判決が昨日、名古屋地方裁判所で出されたのですが、住民の方の無罪判決となりました!

 

実はこの事件の大本となったマンション建設をめぐって、日本共産党名古屋市議団は本会議で質問をしています。

柴田民雄議員の質問動画

もともとこの地域には道路の拡張計画(片側1車線から2車線への拡張)があり、高さ制限45メートルという高層住宅を建てても良いという都市計画を作っていました。

この拡張計画は中止となったのですが、高さ制限についてはそのままと、放置し続けてきた名古屋市の瑕疵から起こった問題でした。

この地域、閑静な住宅街で、高層マンションは建っていないような地域。住民のみなさんも話し合いをと訴えるも、聞き入れられずに工事が強行されるといった問題が発生。

住環境の維持を求めた住民のみなさんが、反対運動を行っていた最中に引き起こされた冤罪事件でした。

(なお、報道番組で、共謀罪の先取り事例として挙げられていた事件でもありました)

 

そのこともあり、昨日の判決後の交流会に参加をしてきましたが、裁判を支援されたみなさんが心から喜んでいる様子が見られて、とてもうれしいものでした。