「まちづくり」カテゴリーアーカイブ

名古屋港管理組合議会

名古屋市会2月定例会は終わりましたが、まだ議員としての仕事は残っています。その一つが名古屋港管理組合議会です。

来週26日に議会が開会されます。今、その準備も行っています。

今日は、議会に先駆けて議員総会が行われ、その中で提出予定の議案の説明があったあと、ガーデンふ頭賑わい創出特別委員化が行われました。

特に質問はしませんでしたが、海洋博物館(ポートビル内)35周年企画として、伊勢湾台風60年をテーマにした特別企画も行うとのことでした。

昨年、伊勢湾台風並みと危惧された台風に襲われた名古屋。台風による風で70本近くのコンテナが倒壊・損傷した名古屋港。伊勢湾台風は過去のことではあるものの、決して忘れていい記憶ではありません。

だから私は、この企画が、名古屋港だけで行われる企画ではなく、伊勢湾台風で被害を受けた地域で行われる60年企画などと連携するなどして、しっかりとひろげてほしいということを当局にお願いしました。

被害の実相を受け継ぎ、少しでも被害を少なくするためにできることは何かを地域のみなさんと一緒に考える。そのことを改めて感じています。

相生山緑地の保全をめぐって

昨日の土木交通委員会では、市民のみなさんから出された請願・陳情審査が行われました。

その中の一つは、相生山緑地を守ってほしいと願うみなさんから、市道弥富相生山線の都市計画廃止などを求めるものでした。

私からは、昨年12月に行われた説明会ではどのような意見があったのか、これまで作った道路を利用して、園路としてつなぐという計画になっているが、それでは自然環境を破壊することになるのではないか、希少生物の保護のためには環境の保全が必要だと考えているか、市民の声(名古屋市の実施したアンケート)では自然を感じたいといった中身が多いにもかかわらず、その声との整合性がないのではないか、地域の理解のもと進められてきた道路計画だというが、理解がないから反対の声が大きく広がって市長が自然を守るためにと道路計画を廃止したのではないかなど、疑問に感じる部分を質し、請願者・陳情者から出された都市計画道路の廃止をまずは行うためにも採択すべきと意見を述べました。

陳情については「聞きおく」、請願については「保留」という結果。

引き続き、一日も早く道路計画の廃止が実現できるよう取り組んでいきます。

冤罪事件で無罪判決!

瑞穂区白龍町に建設されている高さ45メートル(15階建て)のマンション建設に反対する住民に対して、不当な逮捕・裁判が行われていました。

中身は、住民の一人が、建設作業場の作業員を両手で突き飛ばす暴行をはたらいたというもの。

 

しかし、監視カメラの映像を解析しても、その住民の方は腕を組んだままで、突き飛ばす行為は行っていないことが証明され、突き飛ばされたとする作業員の証言も、証拠書類として提出はされませんでしたが、医師の診断書は左肩の打撲とされていましたが、本人は右肩を痛めたと主張するなど、一貫性のないものでした。

 

その判決が昨日、名古屋地方裁判所で出されたのですが、住民の方の無罪判決となりました!

 

実はこの事件の大本となったマンション建設をめぐって、日本共産党名古屋市議団は本会議で質問をしています。

柴田民雄議員の質問動画

もともとこの地域には道路の拡張計画(片側1車線から2車線への拡張)があり、高さ制限45メートルという高層住宅を建てても良いという都市計画を作っていました。

この拡張計画は中止となったのですが、高さ制限についてはそのままと、放置し続けてきた名古屋市の瑕疵から起こった問題でした。

この地域、閑静な住宅街で、高層マンションは建っていないような地域。住民のみなさんも話し合いをと訴えるも、聞き入れられずに工事が強行されるといった問題が発生。

住環境の維持を求めた住民のみなさんが、反対運動を行っていた最中に引き起こされた冤罪事件でした。

(なお、報道番組で、共謀罪の先取り事例として挙げられていた事件でもありました)

 

そのこともあり、昨日の判決後の交流会に参加をしてきましたが、裁判を支援されたみなさんが心から喜んでいる様子が見られて、とてもうれしいものでした。

稲永公園テニスコート調査

稲永公園(港区)テニスコートを利用されている方から、「コートがボロボロ」という声が寄せられたので、現地に見に行ってきました。

稲永公園のテニスコートはクレー2面、ハード14面の計16面ですが、そのうち4面のハードコートの表面がはがれてしまい、まともにプレーできない状態。

コートの至る所の表面がはがれている状態

 

前面にわたってひび割れも

また、コート横のベンチ上の屋根やベンチそのものにも破損が目立つ状況

屋根などは別として、そもそもなぜこんなにコートがボロボロになってしまうのかについてはしっかり調査をしなければなりません。

元々の地盤の関係なのか、それとも施工の際のミスなのか、そのあたりについても検証が必要です。

 

アジア競技大会を行なおうとしている名古屋市。スポーツの振興のためにも、市民が使う施設の維持管理、しっかりとしていかないと、恥ずかしい名古屋になってしまいます。

避難訓練

今日は夕方から地元学区で行われた避難訓練に参加。

 

18時45分に地震発生、町内の避難集合場所に集まってから、集団で避難場所の大生小学校に移動。

避難者名簿に記入して、津波避難ビルである校舎の屋上にのぼり、市の職員から、実際の災害時に必要になる行動や備蓄しておいた方が良いものなどの説明を受けました。

 

災害はいつ来るかわかりません。日頃からの訓練がとても大切だと思います。

職員のお話によると、南区のみなさんは意識が高いそうです。しっかりと意識しつつ、いざという時に助け合うことができる様にしていく必要を感じています。

ちなみに今日は海の日。

名古屋港ではみなと祭りが行われており、校舎屋上からは花火も見られました♪

名古屋市会11月定例会・本会議質問

名古屋市会11月定例会の本会議質問が25日・28日・29日の3日間行われました。

日本共産党名古屋市議団からは、さはしあこ議員、西山あさみ議員、くれまつ順子議員、青木ともこ議員、岡田ゆき子議員の5人が質問に立ちました。

今回の質問では、様々な面で前進を見ることができました。

さはし議員の質問では、災害時、妊産婦・乳幼児を対象とした福祉避難所の設置に向けた検討が始まることに。

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西山議員の質問では、新堀川の悪臭問題の解決に向けた関係局の取り組みを進めることを約束させました。

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%e6%96%b0%e5%a0%80%e5%b7%9d%e5%86%99%e7%9c%9f新堀川の状況。黒い部分は水面に上がってきたヘドロ

くれまつ議員は、内部障害など、外からではわからない障害や病気の方が交通機関などで配慮してもらえるように、東京都で導入されているヘルプマークを名古屋市でも取り入れるべきではないかと提案をし、河村市長が「いいことだと思う。広域的にやる必要もあるからすぐに大村(愛知県)知事に連絡する」と答えさせました。

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東京都で導入されているヘルプマーク
現在京都府・和歌山県・徳島県などでも導入
来年度には岐阜県でも導入予定

青木議員は、昨年11月に発生したいじめ自死事件の検証報告書を基に、いじめをなくすための教育委員会の取り組みについて質問。中学校2年生への35人以下学級実施に向けた検討を約束させました。

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岡田議員は、就学援助の支給時期、特に入学準備金について、現在6月支給となっているものをお金が必要となる時期に支給できるようにすべきではないかと提案し、河村市長も「それはとてもいいこと。勉強させてほしい」と、前向きな回答をさせることができました。

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市議団では、これらの質問を作っていくにあたって、実現するためにはどうしたらいいか、団で練り上げて質問に臨んでいます。その結果がたくさん出た今回の本会議だったように感じます。

まだまだ11月定例会は続きますが、各議案に対して、しっかりと考えていきたいと思います。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.71「地域を歩いて」

第71回「地域を歩いて」

 

こんにちは。高橋ゆうすけです。いよいよ市会議員選挙告示まで約1カ月となりました。南区での日本共産党の市会議席を得て、みなさんの声を市政にしっかりと届けていくために、更に奮闘してまいります。

さて、今日のテーマは「地域を歩いて」。最近は定点宣伝だけではなくハンドマイクをかついで地域を歩きながら宣伝をすることも大事にしています。ハンドマイクですと相当細い路地でもまわることができるため、注目される度合いが増えてきたりします。また、ゆっくり歩いて宣伝をしているため、すれ違った人と会釈をしたりお話をしたりという機会も増えてきました。

そうした中で、すぐに何かをしてほしい、ということではありませんが、「共産党に伸びてもらいたいから、応援してるよ」という応援や、「河村さん、名古屋城を木造でっていうのはいいけど税金使ってまでやることじゃないよね」「もっと市バスが増えるといいけど、今は本数少なくて使いにくいんだよね」といった市政に関わる思いを話してくださる方がたくさんいらっしゃって、宣伝をしていてもとても楽しく感じています。

そして地域を歩いていると「この道はどこに繋がるのだろう?」というぐらい細い道もたくさんあって驚かされることもありますが、そういった道を実際に歩いていく中で、その地域の歴史について学べる機会もあるので、これからも続けていこうと思っています。

道徳・豊田つどい

9月7日(土)、道徳・豊田地域のみなさんと一緒に安倍政権の暴走と河村名古屋市政の迷走の実態と日本共産党の政策実現に向けてのお話と、南区の防災について考えるつどいを行いました。

防災については港区選出の山口清明市会議員に、今の市議会の中で話題になっていることや、港区で取り組んでいることをお話してもらいながら、山崎川の堤防補強工事についてのお話、避難マップの作成などについての提案がありました。

山崎川周辺は液状化現象も起きることが指摘されており、また、堤防の老朽化や構造上の問題もあり、補強の必要性が言われていましたが、今年から補強工事が始まることになりました。ただ、不発弾が埋まっている可能性も否定できないため、不発弾探索をしながらの工事ということで、工期予定通りに進むかどうかわからない部分もある、ということで、70年前の戦争が今でも影を落としている実態も明らかになりました。

道徳・豊田は海抜ゼロメートル地帯ということもあり、浸水の心配もされている地域で、伊勢湾台風でも大きな被害のあった場所でしたので、やはり水災害に対する心配の声がたくさん上がりました。

地域で心配なことをまとめて市政に声を届ける、そうしたことでこの山崎川堤防の改修工事も始まることになりました。今後も暮らしと命を守るために地域の要求を聞くことを大切にすすめていこうと思います。

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高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.51「自転車の良さ」

こんにちは、高橋ゆうすけです。日焼けの季節になりましたが、日焼けはしすぎると身体に良くないということで、日焼け止めを塗って行動する毎日です。それでも相当黒くなってしまいましたが(笑)

さて、今日のテーマは「自転車の良さ」。

今月から活動に専念をしているのですが、地域を回る際、自転車で動き回っています。よく「毎日それだと体力もたないんじゃ?」と心配していただくこともありますが、もともと自転車で動き回っていたこともあり、あまり気にしないで動いています。

そしてこの自転車、良いところはいっぱいあって、今は毎日20~30キロぐらい走っているのですが、そのおかげか体重も減って体力もついてきました。こうした健康に良いというだけではなく、気がつきにくかった道路の状況などにも気付くということもありました。自転車専用レーンがあることで、歩行者との接触も少なくなり、事故の危険性も減るなと感じる道路や、自転車だけではなく車いすも通りやすいと感じるような歩道橋も見つけました。逆にガタガタ過ぎて走りにくい道路(車いすでは通りにくいということにも)もあり、多くの事に気がつかされると感じています。

これからもできる限り自転車で地域を回りながら、色々なものを発見していきたいです。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.49「生活の中からの要求」

こんにちは、高橋ゆうすけです。いよいよ梅雨に入り、毎日すっきりしない天気が続いていますが、気分だけは晴れ晴れと過ごしたいものです。

さて、今日のテーマは「生活の中からの要求」。

先日、名古屋市の交通局及び健康福祉課と懇談を行ってきました。一つは呼続の踏切の件、もう一つは要町の市バス回転場に設置されている公衆トイレの件でした。

どちらの問題も、地域の方の生活の中で様々な問題点が指摘されていました。踏切では車いすや高齢者のシルバーカー、子どもなどが溝にはまってしまう危険性、トイレは衛生面の問題など。そういった地域の声は、直接担当するところへ届けることが一番力になるし、担当者もよくわかり、修繕しなければいけないポイントも明らかになる、ということから懇談の場を持つことにしました。

懇談をしていく中で、お互いにどんな解決策があるか、ということについても話し合いができ、懇談に参加された地域の方も、思いを語ることができたこと、そしてその解決のための道筋を少しでも考えることができたことは良かったと語られていました。

政治家本位の行政ではなく、市民の要求を大事にした行政というのは、こうやって出来る限り生の声を直接伝えていくこと、そして地域の方にとっても、行政にとってもできるだけ良いものにしていこうと建設的な話し合いができることが大切だと改めて感じた懇談会でした。