「みなみ区民報」カテゴリーアーカイブ

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.41「スポーツを楽しむ」

こんにちは、先日友人の結婚式に出席をしてきました。新郎新婦ともに私の友人で、二人の幸せそうな雰囲気に、ついついうらやましくなっている今日この頃です(笑)

さて今日のテーマは「スポーツ」について。

私は小学生から中学生のころは野球少年で、大学時代から28歳ごろまでは少年野球の審判もやっていました。審判というのは何とも損な役柄で、文句を言われることはあっても褒められることはあまりないというポジションですが、私はルールの大切さを教えることができるということにやりがいを感じていました。

多くのスポーツ選手は「自分とのたたかい」として、相手を負かす、もしくは相手を押しのけてではなく、自分自身の実力を上げていく、その結果として勝利したりレギュラーになったりする、そんな風に成長をしています。でも相手との「勝負」や「レギュラーになること」にこだわりすぎると、如何に相手の弱点を責めるか、ということに執念したり、ルールの裏をかくようなことを考えたりと、スポーツの本質を見失うようなことが行われることもあります。

もちろん駆け引きというものもあります。そういったことを考えるのもスポーツとして必要なことです。でもやはり、自分自信の実力を上げる努力、それがあってこそスポーツは楽しめると思います。

最近よく「他の選手は全て敵」のように言う人を見かけますが、それぞれの選手の実力を認め、学び合いながら一緒に上を目指す、そうすることで更なる成長ができる、スポーツがそういった場であってほしいと願っています。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.40「社会的マイノリティ」

こんにちは、桜の花も咲き、いよいよ春らしい雰囲気となってきました。カメラを持って写真を撮りに行きたいなぁ、と思う今日この頃です。

さて、今回のテーマは「社会的マイノリティ」、社会の制度によって、もしくは認識不足によって作られた少数派についてです。

病気や心の分野など、周りの認識不足によって差別されることは往々にしてあります。エイズやハンセン病、水俣病のような公害病など、これらの病気は原因がわからなかったがために、迫害を受けるといった時代もありました。今でも、聞いたこともないような病名を聞くと、それだけで拒絶反応を起こすという人や、疑いを持つ人もいます。

知らないから聞くというのは、その人のこと、病気のことを知ってどんなことに気を付けたらいいのか、という事にもつながっていくことですから、本人が嫌がらない程度であればかまわないと思うのですが、知らないから疑うというのは、本人にとっても苦痛となります。何度も同じことをされてきたわけですから。そういった経験からもがき苦しむ、けれどどうしても抜け出すことができない、そして社会的な少数派であるが故に差別されたり、気味悪がられたり。そんな苦しい思いを繰り返してきた、そういう話をたくさん聞いてきました。

差別のない社会、それは私たちの知らない現実もあるということをしっとかりと受け止めることだと思います。社会的マイノリティと呼ばれる人が、嫌な思いをせず、一緒に笑って過ごせるように。その思いを忘れずに持ち続けていきたいと思います。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.39「憲法は誰のもの?」

こんにちは、高橋ゆうすけです。

暖かい日が続いて、早い桜もチラホラと見えて、ほんわかとしている今日この頃です。

さて、今日のテーマは「憲法」についてです。

安倍首相は、自分が憲法を変えるというようなことを言っていますが、そもそも憲法とは何なのか、ということが考えられていないなぁ、と感じています。

もともと憲法は、国が目指すべき社会というものが描かれているものです。「健康で文化的な最低限度の生活を営む」。これは人が生きていく中でとても大切なことです。人それぞれ、様々な条件が異なりますが、そうした中でも人として普通に生きていく、そのための施策を国がとるように、憲法は掲げているわけです。理想だと言われるかもしれませんが、それが憲法であり、そしてその理想に近づけるよう、追求していくのが政治の役割です。

私たちは、生きていく中で、様々な理想を持ちます。その理想に向かって努力もします。時には理想を実現できないこともあるかと思います。でも人は、少しでも理想に近づきたい、そう思って生きているのではないでしょうか。

憲法は、平和な社会という理想を言葉に表したものです。国民の暮らしを守り、豊かなものにするものです。

一部の政治家の思い通りの国にするために憲法を変えるのではなく、憲法の目指す社会のために政治が行われる、そんな社会を実現するために、みなさんと一緒に頑張っていきます。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.38「東日本大震災を忘れない」

こんにちは、高橋ゆうすけです。

東日本大震災が起きてから3年、未だに苦しんでいる方がたくさんいます。私たちが出来ること、地震のことを風化させないこと、それを大切にしていきたいと思います。

そこで今回のテーマは「東日本大震災を忘れない」。地震が起きた時に感じたことを書きたいと思います。

3年前、私は高校の常勤講師として入試業務をしていました。地震が起きた直後、すぐにインターネットで地震の大きさを知り、職員室のテレビに多くの職員が集中しました。緊急特番では、押し寄せる津波の映像が流れていました。音声がない映像だったからか、あまりの衝撃からか、その怖さが実感できない、それがその時に感じたことでした。

そして全国に津波注意報・警報が出ている最中、私は帰宅をしたのですが、私が住む場所は海抜ゼロメートル地帯、津波の不安の大きな場所です。にもかかわらず、子どもたちが公園で遊んでいる姿を見て、行政の対応の怖さを感じた、その瞬間でした。

防災無線がない、どこに避難すればいいのかわからない、こんな状況はおかしい、そうした疑問を持った日でした。

地震の被害を忘れない、地震の怖さを私たち自身がしっかりと捉え、どうしたらいいのか考えていくこと、それが命を大切にした社会をつくるために大事なこと、そのためにも震災のことを風化させてはならないと思っています。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.37「市政ウォッチング②」

こんにちは、高橋ゆうすけです。

3月に入り、昼間は暖かい日が続くようになりましたが、まだまだ朝は寒いなぁ、と感じています。これから徐々に春の匂いが感じられると思うとワクワクしてきます。

さて、今日のテーマは「市政ウォッチング」後半。前回は名古屋駅周辺のことを書きましたが、今回は金城埠頭周辺のことについてです。

現在金城埠頭には、国際展示場やリニア・鉄道館などがあります。この場所に新たにレゴランドの建設計画があります。「海の近くに?」という声も聞こえてきそうですが、意外とこの場所、津波被害に関しては大きな被害を受けない場所で(新しい埋め立て地の関係で南区などより高く作られているそうです)、そういう意味では問題はありませんが、細かいところでは今後もレゴランド側と詳細について詰めていく必要はあるかと思います。

そんな中、金城埠頭の開発で一番問題なのは、レゴランド誘致のためと言われても仕方がない巨大な市営駐車場建設計画です。7層8階建て5千台収容の駐車場を名古屋市が市税を投入して建設するというのです。名古屋市が運営している国際展示場もあるからというのがその理由ですが、元々この場所は、トラックの往来も多く、交通渋滞の緩和もしなければならない場所です。また、すぐ近くにあおなみ線金城ふ頭駅があるという交通の便も比較的良い場所でもあります。そんなところに車が更に集中するような巨大駐車場を作ることはおかしな話です。

加えて河村市長は、国際展示場は今のままでは狭いと言って場所を移そうなどと言っています。場所が移れば余計に市営の駐車場を作ることの矛盾が大きくなるだけです。

ものを作れば人が来る、そんな単純な考え方ではなく、人を呼び込むための創意工夫をすること、そして、現在あるものを如何に活用するか、そのこともしっかりと考えていくことが大切だと感じた市政ウォッチングでした。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.36「市政ウォッチング①」

第36回「市政ウォッチング①」

 

こんにちは、高橋ゆうすけです。

もう2月も終わるのかぁ、とあわただしい日々を過ごしています。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

さて、今日のテーマは「市政ウォッチング」。先日名古屋駅周辺と金城埠頭を視察しながら、開発計画についての学習をするという機会があり参加をしてきました。

名古屋駅では、リニア中央新幹線が来ることを前提とした都市開発が行われています。高いビルがたくさん建つことで、都会感は確かに感じるのですが、ただ人が名駅周辺に集中することで、災害時の帰宅困難者も3万人以上に上るという計算がされているとのことでした。帰宅困難者だけでなく、人が集中している時に災害が起これば、東日本大震災の時に東京でもありましたが、駅周辺での混乱が生じることを思い起こしました。災害に強い街を作るためにも、一点集中ではなく、広い範囲での開発を考える必要性も感じました。

そして名古屋駅から笹島ライブ24まで歩き、河村市政の元で作られようとしている巨大地下通路建設予定地も地上からですが見てきました。なんと、笹島ライブまで地下通路は伸びず、途中で出てくるということにも驚き。それどころか、すでに笹島交差点に名古屋市が建設した地下通路があるものの、日曜日にも関わらず人通りはほとんどないという始末(蛍光灯などの配置によって通路そのものは相当明るいのですが)。

作れば人が来るだろう、という感覚での税の無駄遣いをやめさせ、市民の暮らしが向上するように、市民が切望している要求が優先して実現できる、そんな市政にしていかなければ、と改めて強く感じた姿勢ウォッチングでした。(字数の関係で今回は前半のみです。)

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.35「災害にそなえる」

第35回「災害にそなえる」

 

こんにちは、高橋ゆうすけです。

二週連続の大雪で、山梨を含めて広い地域で大変な状況になっています。農作物への被害も甚大ということ、一刻も早い復旧を願うばかりです。

さて、今回のテーマは「災害にそなえる」。

名古屋市は先日、地震・津波による被害想定を発表しました。南区でも、地域によっては震度7の地震が起こる事、道徳や星崎地域を中心に津波の被害も広がる事が明らかに(再確認)されました。特に名古屋の津波は東日本と異なり津波が来てから水が引かないという特徴があるということです。ただ、津波が来るまでの間に2時間ぐらいかかるということですので、大きな地震が起きたらとにかくすぐに高いところへ避難することが大事なことになります。

こうした被害想定が明らかになっているにもかかわらず、河村市長は名古屋城木造建築やSL構想、名古屋駅周辺の都市開発に予算をかけようとしているというのですから驚きです。まずは家屋等の耐震補強、そして津波避難ビルや命山(津波避難用の小高い丘)などの建設が急がれているはずなのにと憤りを感じざるを得ません。まずは逃げる、ということが大事なのは当たり前ですが、逃げる場所がなかったり逃げる途中に障害が生じたりするようではいけないわけですから。

一人でも多くの人の命が救われる、そのためのまちづくりを最優先に、ソフト面でもハード面でも、そのことが大切にされる市政を目指してこれからも頑張ってまいります。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.34「物事を見る目」

第34回「物事を見る目」

 

こんにちは、高橋ゆうすけです。

先日の大雪などで、各地で事故も多く発生するなど、混乱もありましたが、みなさんは大丈夫だったでしょうか?けがなどしないように、気をつけて過ごしたいものです。

さて、今日のテーマは「物事を見る目」についてです。

二月十一日に民青同盟南部地区委員会が、地震直後から今の福島についての話を聞きたいという要求から、福島の青年を呼んで語ってもらう集会を開催し、私も報告者(愛知での原発ゼロへの取り組みと今の情勢についての報告)として参加してきました。

福島では、今でも放射線を意識している県民が半数を超えており、毎日不安を抱えながら生活しているという実態、そんな中、安倍首相が原発をベース電源として再稼働させるという方針に対する怒りの声も大きく広がっているということが報告されました。

報告の中で印象に残ったことは、「被害などについて過大に評価して原発反対と訴えるのではなく、福島で起きている現実をしっかりと見つめ、分析していくこと、そのことを基に、対話を進め、原発をなくす取り組みをすすめていく必要がある」と力強く語っていたことでした。

原発再稼働に限らず、現実をしっかりと見つめ分析すること、このことはとても大切なことです。それは一人で行うのではなく、多くの人との話の中で行うものです。私はこれからも、事実に即して、そして、どんなことが起きる可能性があるのか、ということを、多くの方たちと意見を交わしていくこと、それが私たちの力となっていくことだと信じてこれからも日々の出会いを大切にしていきたいと思います。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.33「声出すことは健康にいい?」

第33回「声出すことは健康にいい?」

 

こんにちは、高橋ゆうすけです。

ここしばらく暖かくなったり急に寒くなったりと、寒暖の差が激しい日が続きます。そのせいか私のまわりで体調を崩す方もいます。インフルエンザもはやっていますので、体調にはくれぐれも気をつけてください。

さて、今日のテーマは「声」です。今回「声」をテーマにしようと思ったのは、最近よくマイクを通して話す声を聞かれた型から女性と勘違いされることが多いため(自分でも声が高いということは自覚しています)、ということから思いついたのですが、ふと考えると声をだすということは健康にいい、とよく言われるので、そのままテーマにしてしまいました。

私はよく大きな声を出して笑ったりするのですが(時折うるさいと怒られます…)、そうやって大きな声で笑うとなんとなく気持ちがいいんですよね。で、なんでかなぁ?と考えると身体全体の力がいい具合に抜ける、そのことが身体をリラックスさせているんだと、それが気持ちいいと感じる一番の要因だと感じています。

あとは、酸素もたくさん使っている、そのことで身体の代謝も上がる、大きい声を出すため自然と背筋も伸びるということが調べてみたらわかりました(そんなこと当たり前、と言われそうですが)。

いつでも大声で、というわけにはいかないですが(周りの雰囲気にもよりますし)、皆さんも時々は恥じらいも捨てて(?)大きな声で叫んでみたりというのは、心身のリフレッシュにもなるのでいいかもしれませんね。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.32「党大会に参加して」

第32回「党大会に参加して」

 

こんにちは、高橋ゆうすけです。

先日は日本共産党大会に参加をしてきました。4日間、駅から三十分ほど坂道を登り続けて会場へ、というある意味ハードな日々を過ごしていましたが、とても楽しい4日間でした。

そこで今日は「党大会に参加して」と題して簡単に感想を書きたいと思います。

今回の党大会では青年の決意がとても多く語られていました。何故青年が決意を語ったのか、その背景にはやはりブラック企業や大学の学費問題など、青年を取り巻く社会情勢が劣悪なものということがありました。

発言をした青年自身がブラック企業で働き、身も心も追い詰められたときに共産党に出会い、話を聞いてもらう中で、社会が変わらなければ、自分と同じような思いをする人がこれからも増え続ける、そのことを感じとり入党をした、という発言が次々とありました。

もちろん青年だけではなく、多くの方たちから、自分の生き方の問題として、日本共産党の一員としてともに生きていきたい、だから入党をしたい、と言う声が全国各地に広がっているということも聞き、今の社会情勢だからこそ、日本共産党の果たす役割が大切なものだということも感じられるものでした。

自らの生きざま、どう生きたいか、共産党に入るということは自分の人生に向き合うことだということを改めて確信し、そして来年に迫った市会議員選挙に向けて、より一層頑張る決意をすることができた党大会となりました。