「みなみ区民報」カテゴリーアーカイブ

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.31「成人の日」

第31回「成人の日」

 

こんにちは、高橋ゆうすけです。

私の周りにインフルエンザにかかったという人が多くて、予防接種を注射しておいて良かったと思っている今日この頃です。元気に過ごすためには予防接種もやはり大切ですね。

さて、今日のテーマは「成人の日」。

私が成人式に行ったときは雨だったなぁ、と振り返りつつ、今年の新成人の方たちのことを考えていました。

成人する、ということは、様々な権利が認められるとともに、それなりの責任も生じてくるということでもあります。自分たちの生活のこと、仕事のこと、そして今後の社会のこと。

ただ、大人としての責任ばかり言われてどうしたらいいのか、ということは誰からもアドバイスされない、それでいながら失敗することも許されない、それが今の社会のではないか、と感じています。

私は、成人というのは社会の中でもだえながら、失敗もしながら、多くの人たちとのつながりを広げていくということだと思っています。しかし失敗が許されないという社会ではつながりを作ることよりも、失敗しないことを優先して誰にも迷惑をかけない、すでに出来上がっていることだけして人に意見を求めない、人の優しさが見えない社会になるのではないか、と危惧しています。

「今の若い人は」とするのではなく、「若い人と一緒に」成長していくことができる社会、そんな明るい社会がいいな、と新成人を見て感じたことでした。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.30「沖縄は屈しない」

第30回「沖縄は屈しない」

 

新年明けましておめでとうございます、高橋ゆうすけです。今年は昨年以上に元気に頑張っていきますので、みなさん、なにとぞよろしくお願いいたします。

新年最初のテーマは「沖縄は屈しない」です。実は昨年末に、沖縄県名護市へ行き、名護市長選挙の応援をしてきました。そこで感じたことを書きたいと思います。

沖縄県内だけの世論調査では、安倍政権の不支持率が支持率を上回っているという状態にあります。それもやはり辺野古の埋め立て、新基地建設に対する住民の怒りがあるからだということが強く感じられました。普天間に配備されているオスプレイが名護の街の上も飛び回り、戦争にとても近いところに住んでいる方たちは、「戦争はいらない、私たちはただ平和に暮らしたいだけ。なぜ新基地建設なのか?」と、率直に話してくださる方が本当に大勢いました。バス待ちをしている方と世間話していても、「基地はいらん」と。海を埋め立てれば、それだけでも環境が壊れる、そしてアメリカ軍は法律による制限もないからどんどん環境破壊をするというのは実証済みだ、ということも次から次へと聞かれました。これが沖縄に暮らす人たちの声なんだ、ということをとても強く実感しました。そして今でもあきらめずに声を出し続けているということ、このことにとても感動をしてきました。

今、全国的にも、政治に対するあきらめから、政治は自分たちで変えられる、という声が大きく広がっています。その声を力に、今年一年頑張っていきます。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.29「政治への思い」

第29回「政治への思い」

 

こんにちは、高橋ゆうすけです。先週は体調を崩してしまってハッピーついーとをお休みしてしまいました。今はしっかりと回復していますので、また元気に頑張っていきます。

さて、今日のテーマは「政治への思い」です。

このハッピーついーとを読んでくださっているみなさんも、政治に対して様々な思いがあるかと思います。「今の政治はおかしい」「誰がやっても同じ」「国民の意見は無視される」など、大体は政治に対する不満を持つ方が多いのではないでしょうか。

私は政治というものに対して、もちろん不満もあります。しかし、私の微力な力でも何かできるのではないか?そういった思いを持ち続けてきました。アピールウォークなどのような主張だけではなく、選挙、署名、そして友人らとの話。それぞれは本当に小さいことではあるけれど、そうした力が集まれば大きなうねりを作りだすことができる!そうした確信を持って過ごしてきました。なかなか目に見えて前進するということは大変なことでしたが、時間はかかってもしっかりと政治は変わるということを経験してきました。

私は、これからもみなさんが安心して暮らせる社会を作るために、政治が本当に住民の要求に基づいたものになるように、がんばっていきます。ただ、一緒に歩んでくれる方が一人でも多くいるとさらに心強いです。「私の力なんて全然ない」といわれる方もいらっしゃいますが、一人ひとりの力は微力ではあっても無力ではありません。ぜひ、政治を変えるために、一緒に歩んでいきましょう!

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.28「歴史を学ぶこと」

第28回「歴史を学ぶこと」

 

こんにちは、高橋ゆうすけです。先週末は文化に接する機会も多く、歴史についてもとても考えさせられた週となりました。

そこで今日のテーマは「歴史を学ぶこと」。

学校で学ぶ歴史もそうですが、歴史が好きという方、結構多くいます。私も歴史を知るということは好きです。年号を覚えるなどのような暗記をするための勉強は苦手なのですが、ある出来事の背景にどのようなことがあったのか、ということを調べて自分なりに考えると、様々なストーリーができていくので、まるで物語を読んでいるかのようでとても楽しくなるからです。

これは今の日本の状況を考えるうえでも共通点があります。戦時中の沖縄では何が起きていたのか、どうして公害が起きたのか、なぜ年功序列型賃金が形成されたのか、自民党が憲法改悪を目指してどんな社会を目指したいのか。こうしたことはすべて文化的な歴史、経済的な歴史、社会的な歴史などとつながっていくものです。だからこそ歴史を学ぶということはとても大切なことだと思います。そして学び取ったことから想像すること、それがこれからの未来を作り上げていく大きな力になるのだということも、大切にするべきことだと感じています。

私はこれからも、歴史を学び、考えていくことを大事にして、これからの社会、秘密社会などではなく安心して癖すことのできる明るい社会にしていくために頑張っていきます。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.27「民主主義を守る!」

第27回「民主主義を守る!」

 

こんにちは、高橋ゆうすけです。

秘密保護法案が衆議院本会議を通過するというとんでもない事態が進行していますが、まだまだ私たちの力は国会へと届けることができます。なんとしても秘密保護法を廃案にするためにもできることをとにかくやりきっていきます。

さて、そんなことから今回のテーマは「民主主義」です。

「国家の安全」を守るためには「国民の権利」は制限されるべき、という方もいます。しかし近代国家の考え方は国民が安心して暮らすために自分たちの権利の一部を国家へ託している、というものです。このことは日本国憲法前文にも「その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」という形で定められています。そのことから考えても、「国民の権利」が優先されることは当然の話です。

「国があるから国民がいる」のではなく、「人が自分たちの生活をよくしていきたいという願いをかなえるために国がある」はずなのに、今の自民党政権はそうした国民全体の声に耳を傾けない政治へと暴走していて、一体どこを見ているのかわからない、という状況になっています。

民主主義を守る、これは国民が安心して暮らしていける社会を作っていくということです。そのためには一人ひとりが声をあげていくことがとても大切なことです。私たちの切実な願いを一緒に大きな声としてあげていきましょう!

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.26「敬老パスの拡大を!」

第26回「敬老パスの拡大を!」

 

こんにちは、高橋ゆうすけです。

このハッピーついーとを楽しみにしています、という方の声にとても励まされています。短いコラムですが私の人柄や考え方を知ってもらえればと思っています。

今回のテーマは「敬老パス」。この敬老パスは65歳以上の方が誰でも一定の額を支払えばもらうことができ、自由に市バス・地下鉄に乗ることができるというものです。この敬老パスに名古屋市は百二十億円程度かけていますが、その経済効果は五百億円あることが民間調査会社の結果わかってきました。加えて移動手段が自家用車から市バス・地下鉄に変わることで環境にも優しく、更に歩く距離が増えて健康にもいい、といいことばかりということもわかってきました。だからこそたくさんの方に使ってほしいと思っています。

ただ南区の場合は名鉄・JRが中心の地域のため、敬老パスを受け取っている方が少ないという問題点もあります。もし名鉄やJRでも使えるようになればさらに使いやすいものになると思っています。

しかしこの敬老パスの負担金の値上げをしようという名古屋市の動きもあります。先日の市議会(委員会)で値上げが必要と説明をする予定だったのですが、市民の声もあり議会側が審議を拒否し、値上げ論議はとりあえずストップしました。

今後も敬老パスの利用を広げ、元気な名古屋市を作るためにも、みなさんと一緒に頑張っていきます。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.25「社会保障の改悪」

第25回「社会保障の改悪」

 

こんにちは、高橋ゆうすけです。

自民党内部からも「安倍首相の趣味に付き合ってられない」などと言われるような暴走政治。この暴走を食い止められるのは日本共産党だけという声がたくさん寄せられています。その声に応えるべく頑張っていきます。

さて、今日のテーマは「社会保障の改悪」について。社会保障の改悪には消費税増税も関わってきますので、まずはその話から。

消費税は社会保障のために使われる、と言われる方がいますが、それは大きな間違い!ということは病院を見てみるとよくわかります。病院は患者さんに対して消費税を課すことができませんが国に消費税を払う義務はあります。そのため、増税すればするほど病院は収入が増えなくても支出だけはとにかく増える、という状況になります。そうなってしまうと経営の成り立たない病院・診療所も生まれてくることになります。こんなことで社会保障の充実がなされるとはどう考えてもありえません。

介護の面においても、要介護度の低い人は特別養護老人ホーム(特養)に入れない様にして、などということも言われています。もしそのことが実現してしまうと名古屋市内の場合6人に1人は特養を追い出されることになります。介護が必要だから「要介護」となっているのに、介護をうけさせないというのは、制度的にも矛盾をはらむ改悪が進められようとしているのです。

国民の命・健康を脅かす政治から、命・健康を大切にする政治へ。たくさんの方の願いをしっかりと受け止めてこれからも歩んでいきます。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.24「なかまCoffee」

第24回「なかまCoffee」

 

こんにちは、高橋ゆうすけです。急に寒い日がやってきたという感じですが、風邪をひいたりしないよう、気を付けてくださいね。

さて、今日のテーマは「なかまカフェ」。これは今青年支部が中心となって取り組んでいるしゃべり場のようなもので、先日第3回目を行いました。その中では本当に自分の思っていることを率直に出し合える、そんな場となっています。今日はその内容のほんの少しを書きます。

第3回目の「なかまカフェ」に参加したある青年は、「派遣で働いているが残業しない日はない。それに残業しなければ生活もできない」「この1年半で派遣社員の半分は辞めていった」と語り、またある青年は「本当はパンを作る仕事がしたい、けれどなかなか思うようにいかない」と夢に向かっていけない環境を語っていました。

こういった青年の声というのは、今大きく話題となっている「ブラック企業」ともつながる問題です。正規の労働時間では生活できる賃金が得られない、そしてそういった労働条件であるから離職率が非常に高い、こんなことでは若い人が希望を持って働くなどということはできません。生活は苦しく、そして自分の趣味の時間も持つ余裕もない、そんな中でギャンブルにはまってしまうというケースもあります。こうして格差は更に拡大していくということを「なかまカフェ」の中で学び合いました。

この「なかまカフェ」だけでなく、自由にモノが言える場はとても大切な場所です。そんな場がもっともっと大きく広がり、みなさんの願いを一緒に実現できるようこれからも頑張っていきます。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.23「歴史を伝える」

第23回「歴史を伝える」

 

こんにちは、高橋ゆうすけです。先週末は日本共産党南区後援会のみなさんと一緒にバスツアーに参加し、とても楽しく過ごすことができました。

今回はバスツアーで感じたこともあり「歴史を伝えることの大切さ」をテーマにお話しします。

バスツアーで訪れた龍潭寺には、明治初期の神仏分離令(神社とお寺を区別すること)による廃仏毀釈運動(仏閣の破壊運動)で落書きをされた仏像が、修復されずに今に伝わっていました。この歴史痕跡(過ち)を後世に伝えるため修復をしていないとのことでした。

きれいなものをきれいなまま伝える、ということも大切ですが、こうした過ちを過ちと認めて、二度と繰り返さぬという思いを込めて伝える、このことは様々な場面でも大切なことです。人は反省をするからこそ成長することもできるのですから。

しかし今、戦争によって何が起きたか、そのことを伝えることに対する様々な圧力、たとえば「はだしのゲン」の開架、広島の原爆資料館展示に対する圧力があります。これは過去の過ちから目をそむけ、負の部分をなかったことにしよう、ということです。それでは前に進むこともできませんし、同じことを繰り返すことにつながりかねません。

平和な社会を築いていくためにも、歴史を伝えることの大切さを感じたバスツアーでした。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.22 「文化の力」

第22回「文化の力」

 

こんにちは、高橋ゆうすけです。先日、病院のお祭りで三線の演奏を頼まれて、知人らと一緒に演奏してきたところ、アンコールが出るほど盛り上がり、お祭りに参加されたみなさんがとても楽しそうにしていたことが私にとってもうれしかった、そんな日を過ごすことができました。

さて、今回のテーマは「文化の力」です。先日亡くなられたやなせたかしさんが書かれた漫画「アンパンマン」。やなせさんがアンパンマンに託した「正義の戦いそのものは存在しない、戦争そのものが悪」という戦争への思い、そして弱さを持っている人でもヒーローになれる、そんな思いが、アンパンマンが人気であり続けるのだと思います。また、やなせさんが作詞作曲した「陸前高田の松の木」。この歌に込められた「生きぬく」という力強さにもとても惹かれるものがありました。やなせさんは漫画や歌という「文化の力」でメッセージを伝え、それが多くの人の支えになっていったと思います。

そして「文化の力」は支えだけではなく、時には政治への思いが込められることがあります。歌手の山崎まさよしさんは、今の政府に対して憲法9条改正論議への強い怒りを持って曲を作ったり、サザンオールスターズも、反戦平和の願いを歌にこめたりと、自身の主張を歌という「文化の力」に込めて発信しています。こういったことが主張できるのは平和であるからこそだと思います。

文化活動が気兼ねなくできる社会を継続していくためにも、平和な世の中を守るためにがんばろう!そんなことを改めて感じています。