「政治」カテゴリーアーカイブ

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.50「国と自治体のすれ違い」

こんにちは、高橋ゆうすけです。暑くなったり寒くなったりと、身体もまいりそうな天気が続いていますが、熱中症で倒れたりしないよう、しっかりと水分補給・休息を取りながら頑張ろうと思う今日この頃です。

さて、今日のテーマは「国と自治体のすれ違い」についてです。

先日(12日・木)に、厚生労働省から国民健康保険についてのレクチャーを受けに行ってきました。現在この国民健康保険への加入者は、若い人で増えてきている(非正規雇用などの関係)のですが、名古屋市では未交付問題もあり、国ではどのように考えているのか、ということも含めて聞いてきました。そこで感じたことというのは、国は制度は作るけれど、あとの事は自治体任せ、自治体でどのように運用しているかまでは関知していないということでした。

国としてはより良い制度となるように、それなりに考えていても、各自治体ではそうした原則的な部分を忘れた制度運用をしている実態もあり、結果住民が苦しむ事になってしまうということも多数あり、それは国としても望ましくないということでした。

一体どうしてこういった違いが生まれるのか、ということも大変きになりましたが、しかし、制度を作ってハイ終わり、ではなく、しっかりと国が制度運用についても責任を持った指導をしてもらう必要性を、そしてそのためにも声を上げ続けなければと感じたレクチャーとなりました。

名古屋市との懇談

今日は名古屋市との懇談を行いました。

まず最初に、要町のバス回転場にある公衆トイレについて、交通局の方と懇談をしました。

先日すぐにできる部分の修繕はしてもらいましたが(錆を落とし、開いていた穴のような部分も埋める、など)、地元の方の生の声を聞いてもらえる場をということで懇談をすることになりました。

見に行っただけではわからない匂いの問題、清掃時の水の流れの問題など、切実な意見を話され、交通局の方も、気がつかなかった問題点などについて、すぐにとまではいかないにしても何らかの手だてを取っていきたい、という感じで答えてくださいました。

トイレを撤去されてしまうとバス利用者が近所の家にトイレを借りに来ることになってしまうので、という心配の声に対してはなくすことはしないとはっきりと答えてもいただきました。

トイレの問題は、衛生問題にもつながる問題ですので、出来る限り地域の方にも受け入れられるようにしていく必要があります。

が、他にもいくつかの地域で、トイレに関する苦情も届けられているということでしたので、全市的に調査をして要望していくことが大切だと感じました。

今日懇談に来て発言してくださった方は、もう何年もお願いし続けているのに、他の党派の議員さんは動いてくれなくて、高橋さんが今回動いてくれたので良かった、と感想もいただきお役に立ててとてもうれしかったです。

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その後、少し時間をおいて、呼続(宮崎通)の踏切問題について。こちらは健康福祉局障害福祉部の方と懇談をしました。

この問題についても、実際にご主人の介護をされている方のこれまでに実際に経験した身の危険を感じた出来事について話してもらいました。

実際に何度か線路の溝にはまってしまったり、踏切内に閉じ込められてしまったなど、どうにか安全に渡れるような手立てをうってほしいという切実な要求でした。

この線路に関しては、高架化事業が進められる予定でいますが、それまでの間に事故が起きないように、車いすの人が安心して暮らせるように名鉄にも申し入れをしてほしいということもお願いをしました。

また、福祉事業の分野としても、車いすの改良など、出来得る対策をこちらも話していくけれど、市としても福祉用具の制作や修理等行っているところにも申し入れをしてほしいということも伝えてきました。

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何ができるか、すぐには答えが出なくても、話をしていく中で色々なことを思いついたりもします。

こうした懇談の場、住民の要求を伝えていく場をこれからも大切にしていきたいと思います。

要町バス回転場・公衆トイレの修繕を要請

先日、南区要町のバス回転場に設置された公衆トイレについて、地域の方から修繕してほしいという要請がありました。

実際に見に行ったところ下の写真のようになっていました。

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こうした状況を市に伝えたところ、錆の浮いていた部分についての修繕や、清掃状況を表示するような改善がすぐに行われました。

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また、採光用の窓があるのですが、目隠しが外れてしまっているということで、この部分も早急に修繕をするということでした。

ただ、他にも手洗い場がないなど、他にも気になるところがありますので、そういったことも含めて明日、昼から市と地域の方との懇談を設けてもらいました。

地域の方も、そしてバスを利用される方にとっても喜ばれるようなものになるようにしていきたいものです。

呼続地域日本共産党を語るつどい/宮崎通踏切

今日はお昼から、呼続地域で日本共産党を語るつどい(高橋ゆうすけを囲むつどい?)があり、色々と日本共産党の政策や今の安倍政権の暴走政治の中身についてお話をしてきました。

懇談の中で、「私たちの願いを、みんなで話し合って、政策として練り上げていこう!」と心強いことを参加者自身が語り、その政策を実現するための先頭に立ってがんばります、とお話をしました。

話をする途中で、私の趣味の一つである「三線」も演奏しました。
もちろんただ演奏したというのではなく、意味を込めての演奏です。

一曲はTHE BOOMの「島唄」。

この曲は私が高校の教員だった時から、とても好きな曲の一つで、授業の中でも演奏をしてきたのですが、この曲の本当の意味は沖縄戦で亡くなった方へのレクイエム(鎮魂歌)です。「でいごの花が咲き、風を呼び嵐が来た」。でいごの花が咲くのはだいたい4月ごろ、ちょうどその時にアメリカ軍が上陸した、そういった意味があります。

そうやって聞くと、大切なものを失う悲しさというものが感じられる歌ということで、よく演奏をしています。

もう一曲はBEGINの「島人ぬ宝」。途中で出てくる「島」という言葉を「国」に変えれば日本全体という意見もありますが、私は「島」のままでも「島国」である日本のことを指すかなぁ?と思いながら、日本の事が好きなんです、という意味を込めて演奏をしました。

日本が好き、だから平和な社会で、安心して暮らしていける社会制度を作りたい、そんな素朴な願いの実現のためにがんばろう!と参加したみなさんが一つになれた、そんなつどいとなりました。

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そして、その後すぐに、会場近くの宮崎通の名鉄本線踏切を視察に。
車いすで渡られる方が、何度か線路にはまってしまって危険だということで見てきました。

歩道に対して線路は斜めになっており、また、線路の溝の幅が広くなっていることもあり(カーブの関係で仕方ないか?)、車いす前輪の自在輪がはまってしまうとのことでしたが、他にも電車の本数が多く、踏切がすぐにしまってしまう、一度しまってしまうと車いすでは外に出ることが不可能(遮断機を上げることができない)、坂道が多い、ガタガタになっているなど、様々な問題点が見つかりました。

名鉄には地域の方からも改善を求める声をあげているのですが、名古屋市としても対応ができないか、ということで要望があり、明後日、市との懇談の場を設定することになりました。

バリアフリーの観点からも、そして事故防止のためにも早急に改善するよう求めていきます。

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高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.42「自衛権って?」

こんにちは、高橋ゆうすけです。桜も葉っぱが増えてきて、いよいよ本格的に暖かな季節になってきたなぁ、と感じている今日この頃です。

さて、今日のテーマは「自衛権」について。最近「集団的自衛権」という言葉がよく出てきていますが、今回は単純に自衛権について書きたいと思います。

よく「日本を守るためには自衛権が必要」とか「軍隊がなければ日本を守れない」という方がいます。果たしてそうなのでしょうか?

この考え方をもっと身近なものに置き換えるとわかりやすいと思うのですが、「誰かが自分に危害を加えるかもしれないからナイフを護身用に持ち歩こう」という考え方と全く同じものです。アメリカなどではナイフの代わりに拳銃となるかもしれません。

周りにいる人がみんな、そんな風に考えていたら、その社会は安全と言えるのでしょうか?逆にみんなが武器を持っていて、いつその武器が使われることになるのかが怖い、そう思えてなりません。だからこそみんなで話し合ってルールを作って、みんなが武器を持たない様にする、それが現代社会の中で作られてきた時刻を守るための一番の道だと思います。

それがなぜ、国家というレベルになると武力による防衛がメインでなければいけないのか、そのことにはとても疑問を感じています。

世界の流れを見ても、今は対話による紛争の解決が戦争を起こさない、平和への道ということが追及されています。日本も戦争できる国へとするのではなく、対話を重視して、他国ともしっかりと連携のとれる国にならなければ未来はない、そんな思いをめぐらせながら、平和な社会を、憲法9条の理念を守っていきたいと思っています。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.38「東日本大震災を忘れない」

こんにちは、高橋ゆうすけです。

東日本大震災が起きてから3年、未だに苦しんでいる方がたくさんいます。私たちが出来ること、地震のことを風化させないこと、それを大切にしていきたいと思います。

そこで今回のテーマは「東日本大震災を忘れない」。地震が起きた時に感じたことを書きたいと思います。

3年前、私は高校の常勤講師として入試業務をしていました。地震が起きた直後、すぐにインターネットで地震の大きさを知り、職員室のテレビに多くの職員が集中しました。緊急特番では、押し寄せる津波の映像が流れていました。音声がない映像だったからか、あまりの衝撃からか、その怖さが実感できない、それがその時に感じたことでした。

そして全国に津波注意報・警報が出ている最中、私は帰宅をしたのですが、私が住む場所は海抜ゼロメートル地帯、津波の不安の大きな場所です。にもかかわらず、子どもたちが公園で遊んでいる姿を見て、行政の対応の怖さを感じた、その瞬間でした。

防災無線がない、どこに避難すればいいのかわからない、こんな状況はおかしい、そうした疑問を持った日でした。

地震の被害を忘れない、地震の怖さを私たち自身がしっかりと捉え、どうしたらいいのか考えていくこと、それが命を大切にした社会をつくるために大事なこと、そのためにも震災のことを風化させてはならないと思っています。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.37「市政ウォッチング②」

こんにちは、高橋ゆうすけです。

3月に入り、昼間は暖かい日が続くようになりましたが、まだまだ朝は寒いなぁ、と感じています。これから徐々に春の匂いが感じられると思うとワクワクしてきます。

さて、今日のテーマは「市政ウォッチング」後半。前回は名古屋駅周辺のことを書きましたが、今回は金城埠頭周辺のことについてです。

現在金城埠頭には、国際展示場やリニア・鉄道館などがあります。この場所に新たにレゴランドの建設計画があります。「海の近くに?」という声も聞こえてきそうですが、意外とこの場所、津波被害に関しては大きな被害を受けない場所で(新しい埋め立て地の関係で南区などより高く作られているそうです)、そういう意味では問題はありませんが、細かいところでは今後もレゴランド側と詳細について詰めていく必要はあるかと思います。

そんな中、金城埠頭の開発で一番問題なのは、レゴランド誘致のためと言われても仕方がない巨大な市営駐車場建設計画です。7層8階建て5千台収容の駐車場を名古屋市が市税を投入して建設するというのです。名古屋市が運営している国際展示場もあるからというのがその理由ですが、元々この場所は、トラックの往来も多く、交通渋滞の緩和もしなければならない場所です。また、すぐ近くにあおなみ線金城ふ頭駅があるという交通の便も比較的良い場所でもあります。そんなところに車が更に集中するような巨大駐車場を作ることはおかしな話です。

加えて河村市長は、国際展示場は今のままでは狭いと言って場所を移そうなどと言っています。場所が移れば余計に市営の駐車場を作ることの矛盾が大きくなるだけです。

ものを作れば人が来る、そんな単純な考え方ではなく、人を呼び込むための創意工夫をすること、そして、現在あるものを如何に活用するか、そのこともしっかりと考えていくことが大切だと感じた市政ウォッチングでした。

名鉄本線高架化

名鉄本線の高架化のことが記事に載りました。

この高架化に関しては20年以上前から計画がされていたようです。

高架化そのものは渋滞の緩和や踏切事故の防止などの点から、地元の要望も多くあります。

ただ、立ち退きの問題や騒音・日照の問題、高架化に伴うバリアフリーの問題、通過しやすくなることでの交通量増加の問題など、いくつかの諸問題もあります。

鉄道が高架化されることによる光と影、どちらもしっかりと押さえておくことが必要な問題です。

今、地域の方たちとも話をしながら、他地域では高架化によってどのようになっていったか、ということや高架化の際に取り入れてほしい要望などについて調べているところです。

地域の方たちが暮らしやすくなる街づくり、そのためにも名鉄と名古屋市が、しっかりと地域住民との話し合いの場を設定するよう求めていかなければと思っています。

第5回 なかまCafe!

3月2日に行った第5回目の「なかまCafe!」。

今朝のしんぶん赤旗東海・北陸のページでも取り上げてもらいました。

今回のテーマは「原発」。

民青同盟南部地区委員会が主催した今の福島を語るトーク集会をきっかけに、原発についてもっと語ろう、という思いで今回のテーマ設定をしました。

私からは、脱原発に向けた世界的な流れや国民運動などの紹介をしながら、原発利権に関わるところでの安全に対する意識の欠如などについてお話をしました。

その中で、参加された方々がいっせいに驚かれたことは、現在、中部電力浜岡原子力館展望台からの写真撮影が禁止されているということ。

少し前までは撮影可能でしたが、現在はテロ対策のため、撮影禁止だということです。

時期は、秘密保護法が国会で審議されている時のようで、こんなところですでに秘密保護法の影響が出ているのか、と参加者一同驚き。

ちなみに私は、写真撮影可だった頃に撮った写真を使ってお話もしていましたが、もしかしたらこれ、秘密保護法違反で逮捕されるということになるのでしょうか?それもまたおかしな話ですが。

今回は、参議院予定候補のもとむら伸子さん、瑞穂区・雇用・営業・くらし対策室長のかのう拓人さんからも、補償問題、原水爆との関連性などの話をしてもらい、3時間という長時間でしたが、あっという間に過ぎる、内容の濃い3時間となりました。

地震・津波への不安

近い将来来ると言われている南海トラフ巨大地震。

そして地震に伴う津波の被害が心配なのが、名古屋市西南部の地域です。

そうした中、先日、名古屋市の被害想定が発表されましたが、南区の被害想定を見てみると、一部地域で震度7が起きる可能性が指摘されています。

また、津波の被害も天白川周辺や港区との境目あたりで、大きな被害が出るおそれが指摘されています。

しかし、いまだに津波避難ビルも足りないという状況。

地震が起きた際、いったいどこに津波避難ビルがあるのか、そうしたことも知られていないというのが現実です。

 

昨日、近所の保育園が防災訓練?で、保育士さんたちがヘルメットをかぶって子ども達と一緒に名南ふれあい病院に来ていました。

名南ふれあい病院は津波避難ビルではないのですが、避難ビルに設定されていなくてもまずは高いところに逃げる、それが命を守るためには一番大切なことです。

でも、そうした高い建物が足りていない、これが現状です。

 

名古屋駅周辺にはたくさん高い(高すぎる?)建物がたっていきますが、津波被害が心配される地域にはほとんど建っていないのが現状です。

名古屋駅周辺の開発にばかりお金をつぎ込むよりも、市民の命が大切にされる、災害に強いまちを、まんべんなく作っていく、それが市政の重要な役割だということを、子ども達の避難訓練を見ながら感じていました。