今、全国で広がりつつある小学校の給食費無償化。
全面無償のところもあれば、1ヶ月だけというところもあったりなど、その取り組み方は様々あります。
昨年は、新型コロナ禍の下、保護者の負担を減らすために一時的に実施した自治体もありました。
もちろん、新型コロナ禍の下、経済的な負担を軽減するという意味合いでも、給食の無償化は必要だと思っています。そういった意味でもすすめるべきです。
ただ、小学校給食のそもそもの意義から考えても、無償であるべきだと私は思っています。
小学校給食は、子どもの心身の発達に欠かせないものであり、バランスの良い食事、食べる際のマナーについて学ぶためにも大切なものです。そういった点で、小学校給食は「食育」であり、教育の一環で行われているものです。
日本国憲法第26条第2項、教育基本法第5条第4項、学校教育法第6条に基づき、国公立学校における義務教育は無償とされています。
食べるという行為だけとらえれば、食費なのだから、と捉えられるかもしれませんが、全員が受ける教育なわけですから、生きた教材・教科書と同様ではないでしょうか。
子どもたちが、お金の心配することなく、給食を食べられるようにすること、それは、おかねの心配なく教育を受けられることだと私は思っています。だからこそ、給食費の無償化を実現したいのです。
そして、子どもを応援するという点でも、子育てを支援するという点でも、大きい支援だと思います。
その意味でも、小学校給食の無償化を実現したい。