「みなみ区民報」カテゴリーアーカイブ

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.51「自転車の良さ」

こんにちは、高橋ゆうすけです。日焼けの季節になりましたが、日焼けはしすぎると身体に良くないということで、日焼け止めを塗って行動する毎日です。それでも相当黒くなってしまいましたが(笑)

さて、今日のテーマは「自転車の良さ」。

今月から活動に専念をしているのですが、地域を回る際、自転車で動き回っています。よく「毎日それだと体力もたないんじゃ?」と心配していただくこともありますが、もともと自転車で動き回っていたこともあり、あまり気にしないで動いています。

そしてこの自転車、良いところはいっぱいあって、今は毎日20~30キロぐらい走っているのですが、そのおかげか体重も減って体力もついてきました。こうした健康に良いというだけではなく、気がつきにくかった道路の状況などにも気付くということもありました。自転車専用レーンがあることで、歩行者との接触も少なくなり、事故の危険性も減るなと感じる道路や、自転車だけではなく車いすも通りやすいと感じるような歩道橋も見つけました。逆にガタガタ過ぎて走りにくい道路(車いすでは通りにくいということにも)もあり、多くの事に気がつかされると感じています。

これからもできる限り自転車で地域を回りながら、色々なものを発見していきたいです。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.50「国と自治体のすれ違い」

こんにちは、高橋ゆうすけです。暑くなったり寒くなったりと、身体もまいりそうな天気が続いていますが、熱中症で倒れたりしないよう、しっかりと水分補給・休息を取りながら頑張ろうと思う今日この頃です。

さて、今日のテーマは「国と自治体のすれ違い」についてです。

先日(12日・木)に、厚生労働省から国民健康保険についてのレクチャーを受けに行ってきました。現在この国民健康保険への加入者は、若い人で増えてきている(非正規雇用などの関係)のですが、名古屋市では未交付問題もあり、国ではどのように考えているのか、ということも含めて聞いてきました。そこで感じたことというのは、国は制度は作るけれど、あとの事は自治体任せ、自治体でどのように運用しているかまでは関知していないということでした。

国としてはより良い制度となるように、それなりに考えていても、各自治体ではそうした原則的な部分を忘れた制度運用をしている実態もあり、結果住民が苦しむ事になってしまうということも多数あり、それは国としても望ましくないということでした。

一体どうしてこういった違いが生まれるのか、ということも大変きになりましたが、しかし、制度を作ってハイ終わり、ではなく、しっかりと国が制度運用についても責任を持った指導をしてもらう必要性を、そしてそのためにも声を上げ続けなければと感じたレクチャーとなりました。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.49「生活の中からの要求」

こんにちは、高橋ゆうすけです。いよいよ梅雨に入り、毎日すっきりしない天気が続いていますが、気分だけは晴れ晴れと過ごしたいものです。

さて、今日のテーマは「生活の中からの要求」。

先日、名古屋市の交通局及び健康福祉課と懇談を行ってきました。一つは呼続の踏切の件、もう一つは要町の市バス回転場に設置されている公衆トイレの件でした。

どちらの問題も、地域の方の生活の中で様々な問題点が指摘されていました。踏切では車いすや高齢者のシルバーカー、子どもなどが溝にはまってしまう危険性、トイレは衛生面の問題など。そういった地域の声は、直接担当するところへ届けることが一番力になるし、担当者もよくわかり、修繕しなければいけないポイントも明らかになる、ということから懇談の場を持つことにしました。

懇談をしていく中で、お互いにどんな解決策があるか、ということについても話し合いができ、懇談に参加された地域の方も、思いを語ることができたこと、そしてその解決のための道筋を少しでも考えることができたことは良かったと語られていました。

政治家本位の行政ではなく、市民の要求を大事にした行政というのは、こうやって出来る限り生の声を直接伝えていくこと、そして地域の方にとっても、行政にとってもできるだけ良いものにしていこうと建設的な話し合いができることが大切だと改めて感じた懇談会でした。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.48「シールアンケート」

こんにちは、高橋ゆうすけです。6月に入り一段と暑くなり、熱中症で病院に運ばれる方も多くなっています。身体が慣れていないこの時期の方が熱中症になりやすいので、みなさんも気を付けてくださいね。

さて、今日のテーマは「シールアンケート」。

党や民青同盟などでこのシールアンケートを行っていますが、私も消費税、集団的自衛権などについて行っています。先日は集団的自衛権について尋ねていたのですが、その際行使容認に「賛成」とシールを貼られた方に、どうして賛成なんですか?と対話をしてきました。その方が言うには「日本を守る為に自衛権必要でしょ?」ということでしたが、集団的自衛権と個別的自衛権を一緒に考えていたようで、色々とお話をしていく中で「じゃぁ反対、わざわざ日本が戦争に巻き込まれるようにしてたら意味ないじゃん」とシールを貼り直していかれました。この方は「軍事力を持つべき」「徴兵制にするべき」という考え方を持たれていた方でしたが、集団的自衛権一点においては意見が一致した瞬間でもありました。

自分と意見が違うから、とそのまま放置するのではなく、そしてこちらの意見を押し付けるのでもなく、相手の考え方を聞き、そして疑問に思うことを相手に問い返してみる、そうする中で手を取り合っていける人が広がっていく、そんなことを感じたシールアンケートでした。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.47「大飯原発裁判判決」

こんにちは、高橋ゆうすけです。5月だというのに真夏日を超える地域もあり、この名古屋でも非常に暑い日が続いていますが、みなさん熱中症には気を付けてくださいね。

さて、今日のテーマは「大飯原発裁判判決」について。先週の地裁判決では「半径250キロ圏内に暮らす住民は原発稼働停止を訴える権利がある」として、「人格権」を理由に再稼働差し止めの判決が出ました。私は今回この判決を聞き当然のものだけれど、勇気ある判決とうれしく思いました。

今の日本では、新自由主義的な資本主義の暴走の中、人の命や健康よりも経済優先の社会になっています。そうした結果、非正規雇用の増大、ブラック企業の横行、医療・介護の改悪など、暮らしが破壊される状況にあります。その暴走・破壊の一つに原発がありました。今回の判決はその暴走に歯止めをという内容であったと思っています。

原発を再稼働すべきという方はよく「原発なかったら電気が足りなくなる」「化石燃料にばかり頼る気か」と話をされます。電力量でいえば中部地方ではこの3年、原発が一基も動いていないで電気が足りています。化石燃料については確かにそればかり頼るのはよくないです。だからこそ、小水力発電や波力なども利用した再生可能エネルギー開発を進める必要があります。でもだからと言って命を脅かす原発を動かす理由にはならないということが今回の判決でも明らかになったのだと思います。

これからも原発の廃炉の実現のために、頑張っていきます。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.46「福島を見て・・・」

こんにちは、高橋ゆうすけです。先週はお休みをしてしまったので、このコーナーが終わってしまったの?と心配される方がいらっしゃったようですが、これからも続けていきますのでよろしくお願いします。

さて、今日のテーマは「福島を見て」。先日、革新・愛知の会主催の福島視察ツアーに参加し、福島の革新懇の方の案内で、南相馬市、浪江町、飯舘村などを視察してきました。感想は「時間が止まった町」。3年前の震災直後によく放映されていた田んぼの中に津波で流された船が、壊れた家がほぼそのままの状態で残っているのです。児童全員が津波から逃げて助かった浪江町立請戸(うけど)小学校では2011年3月のカレンダーがかかったまま。津波の来なかった場所でも、2012年3月12日付の新聞が山積みにされたままの新聞販売店、今は動いていない鉄道の駅に高校生が通学のために止めた自転車が整然と並んだままの自転車置き場、信号は動いているものの人は誰もいない町。

そして人が住める場所でも作物が作れない現状。3年も作付けが制限され、今年からは作付けしても良いと言われても、土地は荒れ放題、風評の影響で売れるかどうかも分からない、作付けすれば賠償がほとんどないけれど作付けしなければ賠償される、こうした実態も現地に行って目で見て話を聞くことで改めて事の深刻さというものを感じてきました。

浪江町に行った時の役場の方の言葉「福島を風化させないために、目で見たことを伝えてください」。風化させてはならない現実をしっかりと伝えていかなければ、そのことを強く感じた福島視察でした。

 

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高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.45「青年の要求」

こんにちは、高橋ゆうすけです。先日は民青同盟のみなさんと一緒に知多半島へタケノコ掘りに行ってきました。地主の方も整備が大変だから掘ってほしいということで、様々な要求が一致してのイベント、50名を超える参加で楽しく過ごすことができました。

さて、今日のテーマは「青年の要求」について。実は私、民青同盟に加盟していて、よく「自分たちの要求は?」ということについて話を出し合っています。ここで出てくる要求は、別に政治に関わらないようなこともたくさんあります。「みんなでバーベキューしたい」「ボランティアに行きたい」「勉強したい」などなど。楽しむだけではなく、知らないことを知りたい、知ることが楽しい、そんなものもあります。また、遊びたいという要求の中には、しっかりと考えてるなぁ、と感心したことも。以前聞いたもので「スケボーができる場所が欲しい」という意見がありました。これは、路上などでは人もいて危険だからしっかりと専用で練習が出来る場が欲しい、ということでした。似たようなものでは「ドッグランがあるといいな」というものも。自分の利益だけではなく、みんなと共存していきたい、そんな思いがそうした要求に見てとれました。

でも今、若い人は、なかなか要求や悩みを自由に出せる場がない状況です。一人より二人、二人より三人と、人が集まって何が出来るか一緒に考える仲間が増えれば、出来る幅も広がって更に楽しくなるようになります。だからこそ、民青同盟のような要求を大切にするところがもっと広がればいいのにと思っています。

私も一緒に要求を語り合う若い仲間が増えるとうれしいですので、興味のある方がいらっしゃいましたら是非連絡ください。(周りにいい人いるよ、というのもOKです。)

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.44「許せなかった教員採用試験」

こんにちは、高橋ゆうすけです。この4月という時期、私にとっては様々な思いを巡らせる季節です。元々教員として働いていましたので、新しい出会いがたくさんあった季節、そして正規教員として働きたい、担任を持ちたい、そんなことを感じる季節でもありました。

そういったことを思いながら今回は少し狭いテーマですが、「許せなかった教員採用試験」について書きたいと思います。

いったい何が許せなかったのか、それは私の知人の試験結果でした。その知人の試験成績は問題なく合格水準に達していました。しかし健康診断で不適格とされて不合格となったとしか言えない結果が届きました。いったい何が不適格だったのか、それは体格でした。当時の教育委員会の審査基準の中に、BMI(身長と体重から計算した数値)があり、BMI値が低い人も高い人も、就労不可と判断されるようなものがありました。私の知人の場合はBMI値が低いという判断だったのですが、私よりもよく食べるけれど太らない体質という人でした。その人が不合格とされた時、子どもを育てるという仕事を、その人の本質などを見ようともせずに体格だけで就労不可とするような判断は許すことができませんでした。

そうした思いを持って教育委員会と何度も交渉をしてきました。その結果、数年後には試験での健康診断廃止を実現することができました。その知人も今は愛知県で正規教員として働いています。

これからも理不尽は許さない、その思いは、教育だけではなく社会保障や生活の場、様々なことでも感じています。理不尽のない社会にしていくためにも、みなさんと一緒に頑張っていきたいと思います。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.43「公務員へのバッシングは…」

こんにちは、高橋ゆうすけです。安倍首相が主催した「桜を見る会」で「給料の 上がりし春は 八重桜」などと首相は句を詠んだそうですが、あまりにも国民の実態を見ていない句(季語も二つ重ねて俳句のルールにも反するもの)だと感じています。政治家は誰のために政治を行うのか、そのことをしっかりと考えて欲しいものです。

さて、今日のテーマは「公務労働」について。公務員と言っても様々な職種があります。警察や消防、救急隊といった命・安全を守る仕事、教員や保育士などの子どもを育てる仕事、そして役所などのような個人情報を扱う仕事。こうした公務員は労働基準法などが守られている、と思われていますが、実は様々な法律が適用除外となっています。教員の場合、時間外労働は法律上ないことにされているため、どれだけ仕事をしても残業代はつきません。他の職種でも、必要な仕事も期限を区切った任用を行い、継続した任用を行わないということもよく行われています。

「そんなの民間でも当たり前」という声も時々聞きますが、そうやって「当たり前」の幅を増やすことで、働くルールがなし崩し的に壊されていく、そんな現象が起きてしまいます。

「上見て暮らすな、下見て暮らせ」というような社会ではなく、少しでも働きやすい、暮らしやすい社会に!そのためには公務員だから、民間だからと分けて考えるのではなく、同じ働く仲間として、手を取り合ってどんな風に働きたいかを考えていくこと、それが大切なことです。私は働く人が大事にされる社会の実現をめざし、これからも頑張っていきます。

高橋ゆうすけのハッピーついーと Vol.42「自衛権って?」

こんにちは、高橋ゆうすけです。桜も葉っぱが増えてきて、いよいよ本格的に暖かな季節になってきたなぁ、と感じている今日この頃です。

さて、今日のテーマは「自衛権」について。最近「集団的自衛権」という言葉がよく出てきていますが、今回は単純に自衛権について書きたいと思います。

よく「日本を守るためには自衛権が必要」とか「軍隊がなければ日本を守れない」という方がいます。果たしてそうなのでしょうか?

この考え方をもっと身近なものに置き換えるとわかりやすいと思うのですが、「誰かが自分に危害を加えるかもしれないからナイフを護身用に持ち歩こう」という考え方と全く同じものです。アメリカなどではナイフの代わりに拳銃となるかもしれません。

周りにいる人がみんな、そんな風に考えていたら、その社会は安全と言えるのでしょうか?逆にみんなが武器を持っていて、いつその武器が使われることになるのかが怖い、そう思えてなりません。だからこそみんなで話し合ってルールを作って、みんなが武器を持たない様にする、それが現代社会の中で作られてきた時刻を守るための一番の道だと思います。

それがなぜ、国家というレベルになると武力による防衛がメインでなければいけないのか、そのことにはとても疑問を感じています。

世界の流れを見ても、今は対話による紛争の解決が戦争を起こさない、平和への道ということが追及されています。日本も戦争できる国へとするのではなく、対話を重視して、他国ともしっかりと連携のとれる国にならなければ未来はない、そんな思いをめぐらせながら、平和な社会を、憲法9条の理念を守っていきたいと思っています。